辻井伸行の母・辻井いつ子さんが我が子の才能を見出すまで

全盲というハンディキャップを負いながらも、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて日本人初の優勝を果たした辻井伸行。普段は育ちの良さが垣間見える謙虚で礼儀正しい好青年です。辻井伸行のお母さん・いつ子さんは生まれつき目の見えない我が子の人生を思い一時期は絶望したものの、ふとしたことがきっかけで普通の子育てをしようと前向きに考え、様々なことを辻井伸行に教えます。そんな中で、辻井伸行が特に興味を持ったものは音楽でした。

すさんだ心もやさしく包み込むような辻井信行の奏でるピアノは、ストレスが多い現代人の心の拠りどころとなっています。

誰もが感動する辻井伸行の才能は母親であるいつ子さんが、愛情の果てに見出したものでもありました。

辻井伸行の母・辻井いつ子さんの深い苦悩と絶望、その果てに

こちらの上品な女性が辻井伸行さんのお母さんです。お名前は辻井いつ子さん。短大卒業後、フリーアナウンサーとして活動していました。86年に結婚され、88年に信行さんを出産します。

待望の第一子ということもあり、その喜びはとても大きなものでした。しかし、いつ子さんはいつまでも目を開けない我が子に対して不安も感じていました。

結局入院中には何も説明されず、退院後に目の状態を知ったそうです。

絶望し、深い悲しみに暮れ、谷底に落とされたようなショックを味わったそうです。

辻井伸行の母・辻井いつ子さんの人生を変えた1冊の本

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しかし、ある時に自分が落ち込んでいたらだめになってしまうといつ子さんは思いました。

本屋さんで障害に関する本を探していたところ、「フロックスはわたしの目―盲導犬と歩んだ十二年」という本に出会います。表紙の犬の絵も可愛らしく、すっかり気に入ったいつ子さん。

著者の福沢さんの明るい人柄や、楽しい日女のエッセイで目の前に光が差しました。いてもたってもいられず、福沢さんにメッセージを録音したテープを送ります。

福沢さんはすぐにお返事をくれて、お家にいつ子さんを招待してくれました。その際に子育ての悩みを告白したところ、”「普通に、思った通りに育てなさい」”とアドバイスをもらいました。

こうして、辻井伸行の基礎となるいつ子さんの「普通の」子育てが始まります。

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