シカゴ来日公演決定!あの名曲に隠されたエピソードとは?

アメリカ本国ではビートルズやローリングストーンズなどと並び称されるバンドであるシカゴ。ロックバンドに初めて大々的にブラスを取り入れた「ブラス・ロック」の開祖としても知られています。そんなシカゴが、来年に4年ぶりとなるジャパンツアーを敢行することが決定しました。今回はそんなシカゴの名曲を3曲厳選し、その曲に隠れたエピソードを紹介していきたいと思います。色あせるどころか更に輝きを増しているブラス・ロックの世界に、ぜひ浸ってみてください。

アメリカのシカゴで結成され、本国ではビートルズやローリングストーンズなどと並び称されるバンド、シカゴ。本国に比べると日本での知名度はいまいちですが、日本国内にも数多くのコアなファンが居ることで知られています。

そんなシカゴが、来年に4年ぶりとなるジャパンツアーを敢行することが決定!2016/1/9(土)の大阪国際会議場からスタートし、全国4会場で行われるこのツアーは、昨年21枚目となるオリジナルアルバム「シカゴ36″NOW”」をリリースした彼らが、活動期間が50年近くなってもなお進化し続けていることを証明するものになるはずです。

50年近いキャリアを持つシカゴのバンドの歴史は、まさに山あり谷あり。彼らの有名な楽曲には、様々なエピソードが隠されています。今回はそんなシカゴの名曲を3曲厳選し、その曲に隠されたエピソードについてみていきたいと思います。よりシカゴを深く知って、来日公演を楽しんでみましょう。

シカゴの名曲にまつわるエピソード①「25 or 6 to 4(長い夜)」は、反社会的な歌だった!?

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この楽曲は、シカゴの名前を一躍世界レベルにまで引き上げた記念碑的な1曲

シカゴがブラス・ロックを模索し始めたのは1969年のデビュー当初からですが、1年後の1970年に録音されたこの楽曲では、すでにブラスパートとギターパートの融合が高い次元でなされており、すでに彼らがブラス・ロックというジャンルを確立していることが分かります。

このあまりにも有名な一曲ですが、実は当時革新的であったために、その難解なタイトルも相まって様々な解釈がなされたというエピソードがあります。歌詞の内容が反社会的な暗喩であると言われたこともあったのです。後年になってメンバーは曲のタイトルについて「ただ時間について言っているだけ」で、「これは曲を作っているときについての曲だ。神秘的であったり反社会的な内容ではない」と述懐しています。深い意味を考えるよりも、まずはその音楽性を何も考えず感じて欲しい」、というメンバーの思いが含まれた楽曲だったということですね。

シカゴの名曲にまつわるエピソード②「Hard to Say I’m Sorry」は不死鳥のような一曲だった

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「Hard to Say I’m Sorry」、邦題では「素直になれなくて」というタイトルでも知られている一曲。この楽曲は、シカゴの人気を不死鳥のごとく蘇らせたというエピソードを持ちます。

70年代前半に一躍人気ロックバンドとなったシカゴでしたが、実は、その後ギタリストの事故死、プロデューサーの解雇などに伴って70年代後半には一時期失速していました。しかし、1982年に発表されたこの楽曲で、再び人気を取り戻したのです。

この楽曲は、代名詞であるブラスパートをあえて最小限にし、80年代に大流行していたシンセサイザーを大々的に導入。更にストリングスも印象深く導入し、シカゴの数ある楽曲の中でも至高のラブソングとなっています。冒頭の鍵盤による泣きのメロディによるイントロは、時代を超えてもなお誰の心にも深く刺さるものとなっていますね。この楽曲以降、シカゴはシンセサイザーの可能性をより深く追求し、この後に発売されるアルバムではシンセサイザーとブラスの更なる融合にもチャレンジしていくことになります。

この楽曲制作前後には前述したようなエピソードに加えてメンバー間での方向性の違いがあらわになり、収録アルバムの「シカゴ16」ではメインソングライターであったロバート・ラムの楽曲が1曲しか収録されないなど、バンド自体が大きく方向転換した楽曲だったといえるでしょう。

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