シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」あらすじ・キャスト・見どころ解説

2017年8月27日(日)より新国立劇場小劇場で開幕する、シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」。劇作家アントン・チェーホフの4大戯曲のひとつであり、演出家にケラリーノ・サンドロヴィッチを迎えた作品です。今回は今作の開幕前にシスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」の情報をお届け!気になる作品のあらすじや見どころ、キャスト紹介をご紹介します。豪華キャストが送る、田舎町で起こる人間模様のあらすじには、見どころたくさん!気になる公演の概要をチェックしましょう。

シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」に迫る!

舞台俳優のマネジメントから舞台公演までを行う、シスカンパニー主催の公演「ワーニャ伯父さん」。演出家に劇団「ナイロン100℃」主宰のケラリーノ・サンドロヴィッチを迎え、アントン・チェーホフの戯曲を上演するコラボシリーズの第3弾として上演されます。

今回は2017年8月27日(日)~9月26日(火)の期間中、新国立劇場小劇場にて上演される、シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」について特集。アントン・チェーホフ四大戯曲のひとつである作品のあらすじをはじめ、豪華なキャスト陣の紹介、舞台の見どころをまとめてお伝えしていきます。

シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」あらすじ

シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」は、ロシアの劇作家アントン・チェーホフの四大戯曲として知られる作品。ドラマチックな展開はないものの、人間誰もが陥る現実と理想の狭間に揺れて、どこか煮え切れない日々を送る登場人物たちの感情が交差する物語です。

あらすじ

大学教授であるセレブリャコーフは、退職後に都会での暮らしを捨て、後妻で若き女性エレーナと共に領地である田舎町へと移住を決めます。領地には先妻の兄であるワーニャがおり、セレブリャコーフを尊敬する心から、セレブリャコーフの娘ソーニャ・母のヴォイニーツカヤ夫人・隣人で没落貴族テレーギンの4名で、25年間もの長きにわたり領地を切り盛りしてきた人物でした。

ワーニャは田舎暮らしになじめず機嫌の悪いセレブリャコーフと実際に生活を共にしていく中で、彼に対する絶望と怒りを増していき、勤勉な性格から変貌を遂げてしまいます。後妻エレーナも義理の娘ソーニャとの折り合いが悪く、田舎町での暮らしに不満を募らせていくことに。

セレブリャコーフ夫妻の移住で生活が一変した屋敷では、田舎町の唯一の医師アーストロフがワーニャと酒を酌み交わす間柄に。2人は若きエレーナに恋心を抱き、ソーニャもまた、アーストロフに惹かれていきます。

叶わない恋心や、信頼していた人への絶望、田舎町の屋敷を渦巻く間柄は、セレブリャコーフの一言によって展開を迎えていきます。

シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」主要キャスト

田舎町の屋敷で起こる悲しくも深い作品の登場人物は皆、それぞれの胸に収まらない気持ちを抱えて生きている者ばかり。感情を表現する演技力が必要ともいえるシスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」の主要キャストを、まとめて紹介します。

段田安則

シスカンパニー所属の俳優、段田安則さん。数々の舞台に出演する一方、ドラマや映画でもマルチに活躍しています。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出のアントン・チェーホフ戯曲シリーズ第2弾となる「三人姉妹」に続く出演となり、シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」では、25年間田舎町の領地を守り続けてきたワーニャを演じます。

宮沢りえ

モデルとしてデビュー後、国民的な人気を誇るアイドルとして活躍した宮沢りえさん。近年では女優業としての活動が活発的で、映画「神の月」「湯を沸かすほどの熱い愛」などの代表作で知られる演技派女優です。

段田安則さんと共に、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出のアントン・チェーホフ戯曲シリーズ第2弾となる「三人姉妹」に続く出演となるシスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」では、田舎町での暮らしを憂う若き後妻エレーナを演じます。

黒木華(くろきはる)

高校時代では演劇部に所属したことから後に舞台女優として2010年にデビューした黒木華(くろきはる)さん。その後2014年の主演映画「小さいおうち」はベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞し、一躍時の人となりました。

その後の出演作でも次々映画祭での受賞をし、若手演技派女優としても目覚ましい活躍を見せています。シスカンパニー公演では初出演となる黒木華さんは、シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」で、ワーニャと共に暮らすセレブリャコーフの娘ソーニャを演じます。

山崎一

NOVAのCMキャラクター「鈴木さん」として認知度を上げた俳優山崎一さん。1990年代からドラマや映画・舞台と数々の作品での役どころを演じる名脇役としても知られる存在です。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出のアントン・チェーホフ戯曲シリーズでは、第1弾「かもめ」第2弾「三人姉妹」と2作連続出演を果たしました。第3弾となるシスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」では、年老いた大学教授セレブリャコーフを演じます。

シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」見どころ

田舎町を舞台にした、人間模様が描かれたシスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」。舞台開幕前に見どころをチェックしていきましょう。

感情を表現するギターの音色

シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」では、登場人物の感情が主体となる作品。公演では伏見蛍さんによる生のギター演奏がなされ、キャラクターの感情の揺れをギターの音色で表現します!

具現化することのできない難しい人間の感情を音楽で伝えることは、シスカンパニー「ワーニャ伯父さん」での新たな演出としての見どころとなりそうですね。

新国立劇場小劇場での開催

これまでのケラリーノ・サンドロヴィッチ演出のアントン・チェーホフ戯曲シリーズでは、Bunnkamuraシアターコクーンを会場としていましたが、今回のシスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」では、新国立劇場でもキャパ500未満の小劇場で行われます。

アクションやセットなどの大掛かりなものがない作品では、俳優の演技力や表情が見どころのひとつ。客席との距離の近い劇場で行うことで、より作品の魅力を感じられる会場もまた、作品の見どころとなるでしょう。

人間の感情が交じり合うシスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」

(出典:Photo ACより)

演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチがアントン・チェーホフの戯曲を手掛ける、第3弾シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」。8月27日(日)の開幕前に、作品のあらすじやキャスト紹介、見どころをまとめてお伝えしました。

実力派の豪華キャストが揃い、新国立劇場小劇場を舞台に人間の感情がぶつかり合う作品である、シスカンパニー公演「ワーニャ伯父さん」。新たな演出のなされた作品は、ぜひ会場で見たい作品のひとつですね。

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