ミュージカル『わたしは真悟』原作のストーリーを解説!

12月から上演されるオリジナルミュージカル『わたしは真悟』は、恐怖漫画の第一人者である楳図かずおによる原作の舞台化です。今回は、ミュージカル『わたしは真悟』の原作の魅力やストーリーを解説します。

ミュージカル『わたしは真悟』原作ストーリーを解説!

12月から上演されるオリジナルミュージカル『わたしは真悟』は、恐怖漫画の第一人者である楳図かずおによる原作の舞台化です。ただし、『わたしは真悟』はいわゆるホラー漫画ではありません。

愛とは何か、神とは何か、自分とは何か。そういった形而上学的なテーマを扱った壮大なSF作品です。今回は、ミュージカル『わたしは真悟』の原作の魅力やストーリーを解説します!

ミュージカル『わたしは真悟』の原作者・楳図かずお

手塚治虫の作品を読んで漫画家を志すようになったという楳図かずおは、1955年に貸本漫画家としてデビューします。1966年に少女漫画誌に掲載した『へび少女』などが人気となり、恐怖漫画家の第一人者としての地位を確立します。

1975年には『漂流教室』などの作品で小学館漫画賞受賞を受賞。個性的なキャラクターで、タレントや音楽家としても活躍しています。現在は長編漫画の執筆活動はしていないようですが、『洗礼』『14歳』『まことちゃん』など、数多くの名作を残しています。

ミュージカル『わたしは真悟』原作のストーリーは?

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それでは、ミュージカル『わたしは真悟』の魅力あふれるストーリーをご紹介します。小学6年生の真鈴と悟は、モンローという産業用ロボットがいる工場見学で出会い、恋に落ちます。

しかし、身分違いの2人の恋は許されませんでした。外交官である父に伴って、真鈴がイギリスに引っ越すことが決まってしまったのです。2人は愛の証として、結婚して子供を作ることにします。

ロボットに子供の作り方を尋ねてみると、「333ノ テッペンカラ トビウツレ」と言われたので、2人は東京タワーの頂上からヘリに飛び移りました。

すると、奇跡が起こります。産業用ロボット・モンローに自我が芽生えたのです。真鈴と引き離された悟は、ロボットに「マリン ボクハイマモ キミヲアイシテイマス」と打ち込みます。

ロボットはこのメッセージをきっかけに動き出し、悟のメッセージを真鈴に伝えようと考えます。そして、ロボットは自分を真鈴と悟の子供「真悟」だという自覚を持ったのでした。

真悟はイギリスの真鈴の元へ向かいます。真鈴を探し出すため、世界中のあらゆるコンピューターと繋がる真悟。こうして自分の能力が及ぶ範囲を広げ、真悟はついに真鈴を見つけました。

しかし、真鈴は幼児性愛者に言い寄られ病み、エルサレムに連れ去られてしまいます。真悟は人工衛星を落として真鈴を助け、悟のメッセージを伝えました。

そして、真鈴は悟へのメッセージをお返しに打ち込みます。「サトル、ワタシハ イマモ アナタガ スキデス。 マリン」。

今度は真鈴のメッセージを伝えるために、悟の元へと向かう真悟。人工衛星を落としてから急速に知能が衰えていった真悟は、ようやく悟の元にたどりついたときには「アイ」という2文字だけが残りました。

残った力の全てを使ってその2文字を地面に書き残した真悟でしたが、悟にはそれが真悟だとは気づきませんでした。

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ミュージカル『わたしは真悟』原作は、普遍的なテーマを扱った壮大なストーリー

楳図かずお『わたしは真悟』の魅力的なストーリーを簡単にご紹介しました。大人とは、子供とは。ロボットとは、人間とは。自我とは。意識とは。神とは。愛とは。そんな普遍的なテーマを扱っている哀しくも美しいストーリー、それが『わたしは真悟』なのです。

ときに難解とも言われるこの作品は、多くの人々を惹きつけてやまない魅力があります。今回のミュージカル化も、きっと『わたしは真悟』の素晴らしさを存分に感じさせてくれる内容になっていることでしょう。チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。

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