『RENT(レント)』20周年記念ツアー来日公演!2016年来日公演の気になるキャストと役どころは?

リアルな若者の姿を描き、若者を中心に絶大な支持を集めてきたミュージカルRENT(レント)。初演から20周年となる2016年、来日公演が上演されます。ミュージカルの歴史を変えたともいわれるこの伝説的な作品ですが、キャストの顔ぶれが気になるところ。『RENT(レント)』2016年版来日公演を彩るキャストと、それぞれの役どころを解説します。

【待ちに待ったRENT(レント)来日公演いよいよ開幕!】

2016年12月、ミュージカル『RENT(レント)』の来日公演が開幕します。1996年にオープンした後、たった2か月でブロードウェイに進出して大ヒット。各賞を総なめにした伝説のミュージカルRENT(レント)は、今まで5回の来日公演が行われてきました。

そして20周年となる今年、7年ぶり6回目となる来日公演がオリジナル演出で上演されることになったのです。ドラッグやエイズといったシビアな現実と向き合い、愛や友情を見事に描いた『RENT(レント)』という作品と、ロジャー役、マーク役、コリンズ役、ベニー役、ジョアン役、エンジェル役、ミミ役、モーリーン役それぞれの役どころを、今回来日するキャストとともにご紹介します。

【伝説のミュージカルRENT(レント)とは?】

「1番好きなミュージカルは?」という質問に、『RENT(レント)』と答えるミュージカルファンは少なくないと思います。それどころか、『RENT(レント)』を観たことで人生そのものが変わってしまったという人も、世界中にたくさんいるのではないでしょうか?それほどのパワーを持っている『RENT(レント)』とは、一体どのような作品なのでしょう?

ミュージカルの歴史を変えた名作

1996年2月13日、『RENT(レント)』はニューヨークのオフブロードウェイにある小さな劇場で幕を開けました。公演はすぐに評判となり、すぐにブロードウェイに進出。

ピューリッツァー賞最優秀戯曲賞、トニー賞作品賞他主要4部門を受賞しました。現在では世界中で上演されている大人気演目となっています。日本でもその人気は高く、翻訳版のプロダクションも過去に何度も上演されていて、名だたる若手俳優が出演してきました。2017年にも翻訳版の上演が控えています。また、2005年には映画化も実現しました。

『RENT(レント)』の生みの親、ジョナサン・ラーソンの悲劇

『RENT(レント)』の作詞・作曲・脚本とすべてを手がけた担当したし、ジョナサン・ラーソンは、悲劇的な最期を迎えました。『tick, tick… BOOM! 』などの作品で既にミュージカル界で活躍しつつあったジョナサン・ラーソンでしたが、実に7年もの歳月をかけてこの伝説的な作品『RENT(レント)』を書き上げました。

そして、いよいよ迎えたオフブロードウェイでのプレビュー初日の未明に、なんと急逝してしまったのです。プレビュー初日の終演後に観客によって叫ばれた「Thank you Jonathan Lason」という言葉は、いまでも『RENT(レント)』の合言葉になっています。

若者たちの圧倒的な共感

『RENT(レント)』はプッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』を下敷きとして、舞台をニューヨークのイーストヴィレッジに移して書かれた物語です。芸術家志望の貧しい若者たちが、もがき苦しみながらも懸命に生きる姿が描かれています。

男女の恋愛、同性愛、ドラッグ、エイズ、死といった様々なテーマを扱っています。当時の若者の現実と真正面から向き合ったストーリーは大きな共感を呼び、以降のミュージカルの歴史を変えてしまうほどの衝撃を与えました。それでは、それぞれの役どころと、2016年来日公演のキャストについてみていきましょう。

【『RENT(レント)』2016年来日公演キャストと役どころは?】

ロジャー役:カレブ・ウェルズ

ロジャーは、ニューヨークのイーストヴィレッジに住むミュージシャンです。かつてはヘロイン中毒でしたが、恋人の死をきっかけに薬を断ち、いまは引きこもりの生活を送っています。HIV感染者であり、新たに人を愛することを怖れていますが、突然目の前に現れた階下に住むダンサー、ミミに恋をします。

今回の来日版でロジャー役を演じるのは、カレブ・ウェルズ。今回の20周年『RENT(レント)』の他、過去の出演作には『ロック・オブ・エイジズ』『バーン・ザ・フロア』などがあります。

マーク役:ダニー・ハリス・コーンフェルド

マークは、ロジャーのルームメイトであり、この作品の語り手としての役割も果たしています。映像作家の卵で、自分の身の回りの人々のことを記録しています。恋人のモーリーンをジョアンに奪われしまいますが、まだ未練があるのでモーリーンにいいように使われています。

マーク役を演じるダニー・ハリス・コーンフェルドは、歌手でもある俳優です。過去の出演作としては、『春の目覚め』『屋根の上のヴァイオリン弾き』などがあります。

トム・コリンズ役:アーロン・ハリントン

ロジャーとマークの親友である、元ルームメイトでもあるトム・コリンズは、心優しき哲学者です。街で出会ったエンジェルと恋に落ちます。

トム・コリンズ役のアーロン・ハリントンは、ノースカロライナ州ダーラム出身の23歳です。大学卒業後、母親に背中を押されてニューヨークに移り、今回のトム・コリンズ役というチャンスを掴みました。

ベニー役:クリスチャン・トンプソン

ロジャーとマークのかつてのルームメイトであるベニーは、金持ちの娘と結婚して今はロジャーたちが住む建物のオーナーになっています。家賃を滞納しているマークとロジャーにたいして支払いを催促中。

ベニー役のクリスチャン・トンプソンは、ダンサー・振付家としての顔も持つ俳優です。過去の出演作に『ウェストサイド・ストーリー』や『ドリーム・ガールズ』があります。

ジョアン役:ジャスミン・イースラー

ジョアンは、モーリーンの現在の恋人で、エリート女性弁護士。奔放で自由なモーリーンに対していつもやきもきしています。

ジョアン役を演じるジャスミン・イースラーは、オハイオ州トレド出身。ナショナルツアー参加は今回が初めてになります。過去の出演作は『ホット・ミカド』『フェンシズ』など。

エンジェル役:デイビッド・メリノ

ストリートドラマーとしての顔も、ドラァグクィーンとしての顔も持つエンジェルは、この作品を象徴する存在です。愛に溢れ、人々を幸せにするエンジェルは、コリンズと恋に落ちます。

『RENT(レント)』の中でも非常に重要な役どころであるエンジェル役を演じるのは、まだニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・アートに在学中のデイビッド・メリノです。今回の『RENT(レント)』が、プロとしてのデビュー作となりました。

ミミ役:スカイラー・ヴォルプ

ロジャー達の階下に住むヘロイン中毒のダンサーで、HIV感染者でもあるミミ。ロジャーと恋に落ちますが、麻薬から抜け出すことはできず転落していきます。

ミミ役を演じるスカイラー・ヴォルプも、今回が初めてのナショナルツアーになります。しかし経験は豊富で、主な過去の出演作には、『シェルシェ・ラ・ファーム』『パッシング・ストレンジ』などがあります。

モーリーン役:ケイティ・ラマーク

パフォーマーでバイセクシャルのモーリーンは、破天荒で自由な女性です。マークと恋人関係にありましたが、現在はジョアンと交際中。つねに嫉妬に苦しんでいるジョアンとの衝突が絶えません。

1996年開幕時にはイディナ・メンゼルが演じていたモーリーンは、『RENT(レント)』の中で最もインパクトの強いシーンを担っている役どころです。今回モーリーン役を演じるのは、ボストン出身のケイティ・ラマーク。過去の出演作に『50シェイズ!ザ・ミュージカル・パロディ』『ザ・バタフライ・ガール』『アナスタシア』などがあります。

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(出典:pixabayより)

『RENT(レント)』がミュージカルの歴史を変えるほどの衝撃を与えてから、2016年で20年。リアルな現実と、愛と友情への賛歌が詰まったこの名作を、20周年というこの機会にぜひとも体感してみてください。珠玉のキャストによる、最高の来日公演が堪能できるはずです!チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。

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