舞台「王家の紋章」の2017年版最新情報!気になるキャスト情報やファンの評価は!?

「月刊プリンセス」で40年もの長い間連載を続ける少女マンガの金字塔「王家の紋章」。幅広い世代に愛されています。いまだアニメ化されたこともない本作が、豪華キャストによってついにミュージカル化され大絶賛されました。そして、早くも2017年に再演が決定!ここではあらすじ・キャストなどの2016年版を踏まえた詳細や、2017年について分かっている詳細をお届けします。

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「月刊プリンセス」で1976年から現在まで連載を続け、累計発行部数4000万部以上を誇る少女マンガの金字塔「王家の紋章」(原作:細川智栄子あんど芙~みん)。昨年の7月には第60巻が刊行され、40年という長い歴史のなかで幅広い世代に愛されてきました。

未だアニメ化されたこともない本作品ですが、2016年8月、豪華キャストによってついに舞台化され、大絶賛のうちに幕を閉じました。そして早くも、2017年の再演が決定!2016年版の詳細やあらすじをおさらいしつつ、2017年版の情報もみていきましょう。

今回はあらすじ・キャスト等を含めた、ミュージカルの最新情報をお届けします。

「王家の紋章」のあらすじ ミュージカルではどのように描かれる?

本作品の主人公は、16歳のアメリカ人、キャロル・リード。エジプトに留学し、大好きな考古学を学んでいた彼女は、ある日、若くして暗殺された古代エジプト王メンフィスの墓の発掘に立ち会うこととなります。ピラミッドを前に、古代エジプトへ思いを馳せるキャロル。

そんな彼女のもとに、突然アイシスという謎の美女が現れます。記憶をなくしているというアイシスですが、実はメンフィスの姉であり、彼の墓を暴いたことによる祟りを起こすために現代に姿を現したのでした。

アイシスの呪術によって、古代エジプトへとタイムスリップしてしまうキャロル。ここから壮大な物語が始まります。

エジプト人とはかけ離れた容姿を持ち、考古学をはじめとして、豊富な知識と経験を持っていたキャロル。彼女の発言は予言として扱われ、古代エジプト人から「ナイルの娘」「黄金の姫」と崇められるようになります。現代の世界が恋しくなり、帰りたいという思いが日々強くなっていったキャロルですが、メンフィスから求愛を受けるようになり、次第に想いを寄せあうなかで、古代に生きる決心をします。

王妃となり、子どもも授かりますが、キャロルを暗殺しようとするアイシスや、キャロルに惚れ、メンフィスから彼女を奪おうとするヒッタイト王子・イズミルなど、2人の間には様々な困難が立ちふさがり、そうしたものを乗り越えていく姿が本作品では描かれています。

「王家の紋章」ミュージカル化されるのは?

今回のミュージカルでは、物語の序盤がクローズアップされました。原作の単行本でいえば、4巻くらいまでのストーリーになります。姉妹で「王家の紋章」を手がけてきた、原作者の細川智栄子さん・芙~みんさんは、「物語の最初のほうであれば大丈夫」であると判断し、ミュージカル化の話を受けたと記者会見で語っています。

というのも、姉の細川さんが若い頃に別の作品でテレビドラマ化のオファーを受けた際に、ドラマと原作のスピードの違いに苦労した経験があるそうで、「王家の紋章」に関しては、妹の芙~みんさんと相談したうえで、映像化や舞台化の話があっても断ることにしていたのだそうです。

漫画のみに注力したことで、長く続く作品として愛されてきた一方、なかなか映像化や舞台化がされなかった理由はそうした点にあったのだそうです。

今回ミュージカル化されるにあたって、細川さんは40年の連載のなかで描き続けてきたキャラクターが、ミュージカル化されることによって動き出すことが楽しみであると語り、キャストの衣裳を見て、本当に古代の世界に入ったようなワクワクした気持ちになっていると話しています。

また同じく原作者で妹の芙~みんさんも「ミュージカル化されることを幸せに感じている」と語った上で、3000年の刻と空間を超えた古代エジプトの夢の世界を楽しんでほしいと話しています。それでは、実際の舞台では、キャロル・メンフィスを中心とした愛の世界が、どのようにロマンチックな夢物語として描かれていたのでしょうか?

原作ファンも大満足の夢のような舞台化が実現!

結果的に、ミュージカル「王家の紋章」は原作ファンにとっても大満足の内容となりました。60巻を超えている原作を無理に詰め込むことをせずに、”メンフィスとイズミルによるキャロルの奪い合い”という部分に焦点を当てたことで、「王家の紋章」を知らない人にとってはもちろん、原作ファンにとっても違和感ない舞台化になっていました。

そして、なんといっても原作ファンを驚かせたのは、豪華絢爛な衣裳でした。キラキラとした原作の世界から抜け出てきたようなゴージャスな衣裳、目の前にキャラクター自身がいるような再現度……一目で引き込まれてしまうほどに創りこまれた世界観は、観た人全員の絶賛を浴びたのです。

巨匠シルヴェスター・リーヴァイによる楽曲や、歌唱力抜群のキャスト達による歌声も非の打ちどころがなく、ミュージカル初体験の原作ファンたちを驚かせました。

ほとんどが再演も続投となる「王家の紋章」豪華キャストたち

ミュージカル「王家の紋章」は豪華キャストにも注目が集まりました。ここからは個性溢れるキャストについて詳しく見ていきたいと思います。

キャロル役

注目のキャロル役はSNH48/SKE48のメンバーとして活躍する宮澤佐江、ミュージカル界の歌姫と呼ばれ、ドラマなどにも出演している新妻聖子のWキャストとなっています。

初めて帝国劇場の舞台に立つ宮澤さんは「キャロルという可愛らしい女の子を私らしくしっかり演じたい」と意気込み、幼いころから「王家の紋章」のファンだという新妻さんも「全身全霊でキャロルと向き合って、ひと夏を『王家の紋章』に捧げたい」と興奮気味に語っていました。

宮澤佐江のキャロル役は、良い意味でミュージカルファンを驚かせました。確かな歌唱力、現代っ子らしい勝気で若々しい雰囲気が好評で、多くの賞賛が寄せられました。

ミュージカル界きっての美声の持ち主である新妻聖子は、その歌唱力で圧倒的な存在感をみせたのはもちろんのこと、もともと「王家の紋章」の大ファンだったというだけある完璧な役作りで、絶賛を浴びました。

なお、キャロル役の2人は再演の出演も決まっています。

メンフィス役

また、キャロルと恋に落ちる古代エジプトの若き王メンフィス役には、「エリザベート」(皇太子ルドルフ)、「アルジャーノンに花束を」(チャーリィ・ゴードン)、「DEATH NOTE the musical」(夜神月)などをはじめとして、数多くの舞台で活躍を見せる浦井健治が抜擢されました。

初の帝劇単独主演となる浦井さんは、0番(センター)に立つことに嬉しさを感じながらも、とても緊張していると語っています。たくさんの方々、ファンの皆さんの愛や支えにしっかり応えていけるように頑張りたいと意気込む浦井さんの熱演に注目が集まりましたが、若々しい浦井さんのメンフィス役は大好評を博しました。

なんといっても、原作から抜け出したような美しいビジュアルが印象的で、原作ファンを沸かせました。

浦井健治も、再演でメンフィス役に続投です。

イズミル役

エジプトと敵対するヒッタイト国王子イズミルは、アニメ「DEATH NOTE」(夜神月)、「機動戦士ガンダム00」(刹那・F・セイエイ)、「K」(伏見猿比古)など、声優として絶大な人気を誇り、歌手としても活躍する宮野真守、大型ミュージカルにも多数出演を果たし、「エリザベート」ではルドルフ役を熱演した平方元基のWキャストとなっています。

このキャスティングには驚いた方も多いのではないでしょうか。宮野さんはイズミル役での出演が決まった際、周囲の皆がものすごく喜んでくれる様子を目の当たりにして、本作品がどれだけ愛されているかを再認識したそうです。

子どもの頃から劇団ひまわりの一員として活動してきた宮野さんですが、帝国劇場は初登場となります。また、同じくイズミル役に抜擢された平方さんは、記者会見の際ものすごく緊張している様子ではあったものの、作品が持つ温度や質感をとにかく丁寧に表現していきたいと力強く語っていました。

熱く子どもっぽいメンフィスに対して、クールで冷たい魅力で人気のイズミル。原作でも特に人気の高いキャラクターです。宮野さんと平方さんは、いったいどのようなイズミル役をつくりあげたのでしょうか?

まず、今回のミュージカル化で最も注目を集めたといっても過言ではない宮野真守イズミル。声優界きっての大スターの帝劇ミュージカル挑戦は、アニメファンにとってもミュージカルファンにとっても大きな衝撃でした。余裕すら感じさせる演技力、そして文句の付けどころのない歌唱力で、観る者を魅了しました。

そして、もう1人のイズミル役である平方さんは、ミュージカル界でメキメキ存在感を増しているホープです。爽やかで王子様然としたルックス、確かな歌唱力で大きな役を次々に演じている平方さんですが、「王家の紋章」でもその美しさと実力で観客を唸らせました。原作のイズミルのイメージに近いという評価も多かったようです。

再演でのイズミル役も、同じWキャストとなります。

ライアン役・アイシス役・イムホテップ役

キャロルの現代の兄であるライアンを演じるのは、ミュージカル「テニスの王子様」の佐伯虎次郎役でも知られる伊礼彼方。古代と現代を行き来する「王家の紋章」では、唯一、現代にのみ登場する人物としてキャスティングされています。

いなくなった妹を探し求める役どころの伊礼さんが、現代に生きるライアンの寂しい気持ちをどのように熱く演じるかに注目が集まりました。伊礼さんは本作品について、「非常に帝国劇場にふさわしい題材」と前置きしたうえで、帝劇が「王家の紋章」色に染まるその瞬間が楽しみであると語っています。

また、メンフィスの異母姉であり、メンフィスを溺愛するアイシスには、劇団四季退団後、抜群の歌唱力を武器に多くのミュージカル作品で活躍している濱田めぐみが抜擢。また、古代エジプトの宰相であるイムホテップ役を山口祐一郎が務めました。

濱田さんは古代エジプトを舞台にした作品に携わることが多いそうで、今回のアイシス役についても、とても運命的なものを感じると語っています。実際の舞台では、実力派揃いの出演者の中でも群を抜くその歌唱力が衝撃的で、キャロルの恋敵であるはずのアイシスに感情移入してしまう人が続出しました。

ヒロインであるキャロルに嫉妬し、様々な手を使って抹殺を目論む過激な女性を演じる濱田さん、叡智を蓄えた天才でメンフィスに多く助言を行い、またキャロルとメンフィスの仲を取り持つ役どころを演じる山口さんの熱演も、大きな見どころとなりました。

ライアン・アイシス・イムホテップの3役についても、再演での続投が決まっています。

ミタムン役 / ルカ役 / ウナス役

イズミルの妹ミタムン役には、元宝塚歌劇団・雪組トップ娘役で、数多くの作品でヒロイン役を務める愛加あゆ、エジプトの女官長ナフテラ役には、同じく宝塚歌劇団に所属していた出雲綾がキャスティングされました。

キャロルの側近を務めるルカ役には、ミュージカル「テニスの王子様 2ndシーズン」の不二周助役で知られ、2016年4月より放送中のアニメ「SUPER LOVERS」では歌手としてオープニングテーマも歌う矢田悠祐が抜擢。キャロルの警護役であるウナス役を、現役音大生で本作品が記念すべきデビューとなる木暮真一郎が務めました。

特に、矢田さんが演じたルカ役は原作再現度が非常に高く、絶賛の声が多く寄せられました。こちらの3人も、引き続き再演に出演します。

その他豪華キャスト

また、古代エジプト王国の将軍でナフテラの息子でもあるミヌーエ将軍役は、「レ・ミゼラブル」のジャベール役などでも知られる川口竜也が演じましたが、再演では「レ・ミゼラブル」アンジョルラスなど豊富なミュージカル経験を持つ松原剛志が決まっています。

ナイル河畔の村に住む奴隷の少年で、主人公キャロル・リードを救うセチ役は、「葉っぱのフレディ」のマーク・メフィスト役としても知られる工藤広夢が務めました。再演でも引き続きの出演となります。

アンサンブルキャストは以下の通りです。

天野朋子・熊澤沙穂・栗山絵美・小板奈央美・島田彩・藤咲みどり・横関咲栄・青山航士・岡田誠・輝海健太・加賀谷真聡・上條駿・齋藤桐人・笹丘征矢・千田真司・長尾哲平・橋田康・若泉亮

このように豪華キャストが初演に引き続き名を連ねています。元宝塚歌劇団所属の演出家としても活躍し、本ミュージカルで脚本・作詞・演出を手がける荻田浩一さんが、「生きている人間が歌い踊り演じるという、奇跡のような瞬間」と語るように、長年愛され続けてきた作品が初舞台化されるこの瞬間には、スタッフ・キャストそれぞれの特別な想いがあります。

個性豊かなメンバーが、本作品とどのように向き合い、それぞれのキャラクターをどのように演じていくのかに期待が高まります。再演でミュージカル「王家の紋章」がどのような進化を遂げるのか、期待が高まります。

ミュージカル「王家の紋章」×シルヴェスター・リーヴァイ!

ミュージカル「王家の紋章」は、使用される楽曲にも注目が集まりました。本作品は人気ミュージカル「エリザベート」や「モーツァルト!」の楽曲を手がけたことでも知られるシルヴェスター・リーヴァイが作曲・編曲を担当し、日本のコミック原作のミュージカルでは初めての楽曲提供となります。

もともと、漫画を原作としたミュージカルを書いてみたいと思っていたそうで、今回のミュージカルへの楽曲提供にあたっては、原作を読んだうえで、作者である細川智栄子さん・芙~みんさんともすでに面会したのだそう。脚本・作詞・演出を手がける荻田さんも「音楽が2人の愛の世界へ観客の皆様を無理なく連れて行ってくれる」と語るほどロマンあふれる魅力的な楽曲に仕上がりました。

キャストの熱演はもちろんですが、ミュージカルを彩る魅力的な音楽にも注目です。

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(出典:photoACより)

40年愛され続けてきた「王家の紋章」。そのキャラクターの魅力を、限られた上演時間のなかでどれだけ盛り込めるが一番の課題であると脚本・作詞・演出の荻田さんは語っていました。

「どのキャラクターに目線を置いても物語が進んで行くんじゃないかというくらい丁寧に書かれている」と語るイズミル役の平方さん、「どのキャラクターにも心が動くし、どの目線から見ても納得出来る」と語るアイシス役の濱田さんの言葉からも分かるように、どのキャラクターも丁寧に描かれているのが「王家の紋章」の特徴ともいえます。

ほぼ初演のキャストが続投となるミュージカル「王家の紋章」再演ですが、演出内容の変化はあるのか?役作りの変化はあるのか?など、初演からの変化にも注目です。そして、大好評だった初演を観ることができなかった方にとってはもちろん、待ちに待ったチャンスです。

2017年4月は、帝国劇場で再び古代エジプトの世界に浸ってみませんか?チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。

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