マナーについての考えかたは人それぞれ?ミュージカル「王家の紋章」2016で話題になった「痛バ」問題

大盛況のうちに2016年公演を終え、めでたく2017年の再演もきまったミュージカル「王家の紋章」。観劇ファンの間でも、業界内でもたいへん評価の高い本公演ですが、2016年公演でちょっとした「観劇マナーの問題」が取りざたされました。一体、訪れたファンのなにが「マナー違反」とされたのでしょうか?

【ミュージカル「王家の紋章」2016年公演の観劇マナー問題とは?】

2016年8月、約20日間に渡って東京の帝国劇場で上演され、歴史にのこる大盛況ぶりを見せたミュージカル「王家の紋章」。原作者である細川智栄子あんど芙〜みんさんによる重厚でロマンティックなストーリーと、巨匠シルヴェスター・リーヴァイさんによる壮大な音楽、そして荻田浩一さんによる幻想的な演出、最高のキャスト陣…と、紹介しきれないほどの見どころ満載で、大変な評判をよびました。

しかし、素晴らしい演出や俳優さんたちの熱演とはまったく別のところで、ちょっと残念な「観劇マナーの問題」がファンの間で取りざたされ、あちらこちらで反応の声があがったのは記憶にあたらしいところです。今回は、ミュージカル「王家の紋章」2016年公演でなにが問題になったのかを画像などもまじえまとめてみました。

2017年の追加公演も決まり、キャスト、スタッフ陣ともに大変力を入れている本公演。もちろん、ミュージカル「王家の紋章」のキャストやスタッフたちが、ファンの皆さんになにかを強制するようなことは一切ありません。ただ、格式がある劇場で俳優さんたちも真剣に挑む舞台だからこそ、我々ファンも自主的な心がけをもって、マナーには十分に気をつけたいですね♪

【ミュージカル「王家の紋章」2016公演の一ノ瀬トキヤ「痛バ」問題!?】

ミュージカル「王家の紋章」2016公演において、観劇ファンの間で「マナー違反」として話題になったのは、一ノ瀬トキヤの「痛バ」を持参したファンがたくさんいた、ということでした。

一ノ瀬トキヤって?

一ノ瀬トキヤとは、PSP専用ソフト「うたの☆プリンスさまっ♪」や、テレビアニメ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%」に登場するキャラクターです。

そう、ミュージカル「王家の紋章」のイズミル役として活躍する宮野真守さんが、声優を務めているクールで何事も完璧な、カッコイイキャラクターとして知られています♪

「痛バ」って何?

「痛バ」とは、トートバッグやカバンを自分の大好きなアニメキャラクターやゲームキャラクターのアイテムで極限までデコレーションした状態の通称で、「痛いバッグ」「痛バッグ」などとも呼ばれています。

具体的には、お気に入りのバッグにキャラクターの缶バッジやラバーストラップ、ぬいぐるみやキーホルダーなどを隙間がないほど飾りつけていく方法が一般的です。キャラクターを純粋に愛するがゆえの、普段であればまったく問題のない行為ですし、画像にあるような楽しい「痛バ」はファン同士の交流のきっかけにもなりそうですね♪TPOにさえ気をつけていれば、マナー違反だなんていわれることのない素敵なアイテムといえそうです。

「痛バ」参考画像

結局、なにがマナー違反とされたの?

ミュージカル「王家の紋章」2016年公演(2017年の再演も)には、イズミル役として宮野真守さんが出演しています。

そして、当然のことながら宮野真守さんのファンがたくさん観劇に訪れたのですが、そのなかの一部のファンが、ミュージカル「王家の紋章」とはまったく別の作品である、宮野真守さん演じる「うたプリ」一ノ瀬トキヤの痛バッグを持参したのでした。

宮野真守さんのファンは、「うたプリ」の一ノ瀬トキヤをきっかけにファンになった方もたくさんいるでしょうから、そんなファンたちが自分のカバンを「トキヤ痛バ」化していても、とくに問題がないように思えます。

それでは、演劇ファン、宮野真守ファンの反応をみてみましょう。

「一ノ瀬トキヤ痛バ問題」について演劇ファン、宮野真守ファンの反応

皆さんの反応をまとめると、下記のような内容となりそうです。

  • ・痛バ持参でくるのは、やめて欲しい
  • ・痛バ自体が悪いとは思わないが、時と場所を考えてほしい
  • ・「王家の紋章」が見せてくれる世界に、「うたプリ」はいっさい関係がない
  • ・帝国劇場は、歴史ある、格式ある劇場
  • ・ファンの行動が、俳優さんの評価を下げてしまうこともある

いろいろな捉えかた、考えかたがあるので、引用した「マナー違反だ」という意見はもちろんひとつの考えかたです。でも、別作品である「うたプリ」の世界観が目にはいることによって、「王家の紋章」の世界観に純粋に入りこめなかった、という方がいたのは事実のようですね。

公演が行われた帝国劇場はとても格式のある劇場で、また多くの役者さんが登板を目指して日夜努力している、神聖な場所でもあります。また、ミュージカル「王家の紋章」は壮大な歴史ロマンの世界が舞台となっていて、スタッフもキャストも一丸となって、照明のひとつひとつから拘ってつくりあげられた世界ですので、なおさらという事だったのかもしれません。

【ミュージカル「王家の紋章」はキャスト&スタッフ&観客みんなでつくる素敵な作品】

(出典:いらすとやより)

今回は、ミュージカル「王家の紋章」2016年公演で少しだけ問題となった、ファンの観劇マナー、市ノ瀬トキヤ痛バ持参という出来事についてお届けしました。くれぐれも、ミュージカル「王家の紋章」スタッフ陣や宮野真守さんを始めとしたキャスト陣はなにもファンの皆さんに強制していない、ということをもういちどお伝えしておきます。そのうえで、2017年の再公演にむけて、2016年の公演で話題となったマナー問題をファンのひとりひとりが再考してみても良いかもしれませんね。

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