舞台『お勢登場 』のあらすじは?原作ネタバレと本編内容予想!

江戸川乱歩原作の短編集をモチーフに倉持裕さんと実力派俳優たちが織り成す舞台『お勢登場』。今回の舞台では原作の短編小説『お勢登場』の他に8本の短編小説をミックスした独自のスタイルになっています。舞台『お伊勢登場』はどんな内容なのか、原作のネタバレから舞台本編の内容を予想していきます。

舞台『お勢登場』のあらすじ・キャストは?原作ネタバレと本編内容予想!

2017年2月からシアタートラムでの公演を皮切りにスタートする舞台『お勢登場 』(おせいとうじょう)。江戸川乱歩の短編小説をモチーフとして、演出家・劇作家の倉持裕さんが手掛けた作品です。

黒木華さん、水田航生さん、片桐はいりさんなどの個性派キャストが作り上げる『お勢登場』はどんな舞台なのか、原作のネタバレから本編内容を予想していきます。

舞台『お勢登場 』を手掛ける倉持裕さんとは

2000年に劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」を旗揚げし、多くの作品を制作・演出を手掛ける倉持裕さん。2004年には『ワンマン・ ショー』で第48回岸田國士戯曲賞を受賞しました。テレビドラマでも『中学生日記』、『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』を担当、バラエティでは『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』などの人気番組を手掛けています。

舞台『お勢登場』の豪華キャスト

舞台『お勢登場』では、俳優のほとんどが複数の役を演じるという少し変わった演出があります。登場するキャストも個性的な人物ばかりです。

黒木華

純日本人的で繊細な雰囲気の黒木華さん。ドラマ『重版出来!』ではこれまでのイメージを一新し、編集者として邁進する元気いっぱいの女性を演じました。黒木さんは倉持さんの作品に対し「とても面白く、いつか出られたら…と思っていたので、やっと出演できます!」と意気込みを語っています。

水田航生

2012年に行われた「第1回アミューズ王子様オーディション」で応募者約5000人の中からグランプリを受賞した水田航生(みずたこうき)さん。倉持さんのワークショップにも参加したことがあるそうです。

片桐はいり

日本を代表する個性派女優・片桐はいりさん。2014年にシアタートラムで演じられた倉持裕さん作・演出の現代能楽集Ⅶ『花子について』から、今回2度目のタッグを組みます。

舞台『お勢登場』江戸川乱歩原作の小説ネタバレ


(出典:GATAG|フリー素材集 壱・後藤健二より)

主人公・格太郎は肺結核を患い、余命が長くないことがわかっています。妻は不倫をしていますが、息子のことや、まだ未練が残っていることから離婚には踏み切れません。

ある日息子が何人もの友達を家に連れてきて、遊んでいるうちにかくれんぼをすることに。格太郎は自室の押し入れの中にある長持ち(服などを入れておく蓋つきの箱)の中に隠れました。子どもたちは押入れの中も探しにきましたが、長持ちの中に入っているとは気づかず他の場所へ探しに行ってしまう。時間が経って長持ちから出ようとしましたが弾みで掛け金が掛かってしまい、出られなくなってしまいます。

そこへ不倫相手と会っていたお勢が帰宅して女中に格太郎の居所を聞くと「子どもたちと外で遊んでいる」との返事。かくれんぼに飽きて外に遊びに行った子どもたちと一緒にいると思っていたようです。お勢が着替えのため部屋へ入ると、格太郎の部屋から物音がしています。近づくと、開けっ放しの押入れの長持ちから物音と切羽詰まった声が。お勢は夫を助けようと長持ちを開けようとしますが、少し考えると長持ちを押さえて掛け金を掛け直したのです。

格太郎は長持ちの中で窒息死してしまいました。死体発見時に発見されたのは長持ちの内側の無数のひっかき傷と、「オセイ」という文字。周囲は犯人の名を書いているとは思わず、お勢は夫の遺産を手にして行方知れずとなったのでした。

舞台『お勢登場』のあらすじ


(出典:2000ピクセル以上のフリー写真素材集より)

舞台『お勢登場』の物語は、『お勢登場』を含む江戸川乱歩の短編小説8本を1つの演劇としてまとめた作品となっています。モチーフとされたのは『お勢登場』の他に『二銭銅貨』、『二癈人』、『D坂の殺人事件』、『押絵と旅する男』、『木馬は廻る』、『赤い部屋』、『一人二役』。

俳優のほとんどが複数の役を演じる。妻の不貞に耐える夫を演じていた俳優が、次の場では浮気者になり、また、とある長屋でマゾヒストだった女優が、別の下宿屋では純朴な画学生になる、といった具合である。これは、乱歩の描く人間の不可思議な多面性を強調する試みの一つである。
細分化し、さらにシャッフルした八つの物語は、入れ子構造の複雑な形を取るが、それは舞台美術を駆使した転換によって、ある程度明快に見せる。「ある程度」とことわるのは、乱歩の迷宮めいた作品世界を表現するには、それなりの複雑さは必要だと考えるためである。

(出典:公式サイトより引用)

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