2017年日本初演を迎える『オーランドー』!気になるそのあらすじと出演キャスト陣は?

2017年日本初演を迎える『ORLANDO(オーランドー)』。演出はKAATの芸術監督でもある俳優・白井晃。『春のめざめ』に続く第2弾の『ORLANDO(オーランドー)』はヴァージニア・ウルフ原作の問題作! この舞台に挑むのは実力派女優の呼び声も高い多部未華子。さらに戸次重幸、小日向文世、野間口徹といった俳優も脇を固める作品をご紹介!

KAAT×PARCOプロデュースによる『ORLAND(オーランドー)』初演迫る!

(出典:GATAGより)

2016年にKAAT 神奈川芸術劇場の芸術監督に就任した白井晃演出で今回日本での初演を迎える舞台『ORLANDO (オーランドー)』。 2017年9月23日から10月9日までの横浜公演の後は、長野・まつもと市民芸術館、兵庫・兵庫県立芸術文化センター、東京・新国立劇場と全国公演も控えている注目の舞台です。

KAAT 神奈川芸術劇場芸術監督としての白井晃演出作品の第1弾であった「春のめざめ」も2017年5月23日に大好評のうちに幕を閉じた今、第2弾の『ORLANDO (オーランドー)』への期待はますます高まるばかり! そこでその注目の舞台『ORLANDO (オーランドー)』をご紹介します!

『ORLANDO(オーランドー)』の演出を手掛けるのは古畑任三郎を手がけた白井晃さん!

今回が日本での舞台初演となる『ORLANDO (オーランドー)』。その演出を手がける白井晃さんは俳優としても三谷幸喜作品を始め数々のドラマ・映画・舞台で活躍する一方、演出家としてもこれまでにたくさんの舞台を手がけてきました。

その中には『ORLANDO (オーランドー)』と同じく日本初演であり、主役に吉高由里子や高橋一生を迎えたことでも話題となった『レディエント・バーミン』やこの春上演された『春のめざめ』、稲垣吾郎と大島優子主演の『 No.9 ・不滅の旋律』などの舞台も。

さらに今回の舞台『ORLANDO (オーランドー)』の翻案と脚本を手がけたサラ・ルール版『オーランドー」は2010年にブロードウェイで上演され、原作者ヴァージニア・ウルフのジェンダーやアイデンティティーに対する考えを具象化しようとしたエピソードを忠実に舞台化したと評された作品!

その『ORLANDO(オーランドー)』が白井晃の手によってどう日本で舞台化されるか今から楽しみですね!

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日本初演を迎える『ORLANDO(オーランドー)』、気になるストーリーは?

(出典: GATAGより)

そんな注目の舞台『ORLANDO (オーランドー)』。原作は『ダロウェイ夫人』などで知られるヴァージニア・ウルフでモダニズム文学の旗手の1人とも目された作家であり、その名を冠したミュージカルや映画『ヴァージニア・ウルフなんて怖くない』でも知られています。

そのヴァージニア・ウルフによって1928年に第6作目の小説として発表された『ORLANDO (オーランドー)』。作品の根底に流れるフェミニズムとジェンダーを超えた恋愛模様は、実際にお互いに伴侶がありながら恋愛関係にあったヴァージニア・ウルフとイギリスの女流詩人のヴィタ・サックヴィル=ウェストとの魂の交流からつむぎ出されたものとされています。

その『ORLANDO (オーランドー)』の主人公は、美貌ゆえに女王からの寵愛も深い青年貴族のオーランドー。しかし自分をかわいがってくれた女王の死後知り合ったロシア貴族のサーシャと恋に落ちるもののその恋は実らず、深い失意の底に落ちることに。

詩人として文壇で活躍するものの、やがてその道でも行き詰まり、新天地を求めてトルコのコンスタンティノープルへ大使として赴くことになります。心機一転、大使として己の職務に励むものの今度は現地の住民たちの暴動騒ぎに巻き込まれ人事不省の事態に!

そして目覚めると何と人格や記憶はそのままに自分が女性の身体を持っていることに気づきます! 当初は戸惑うもののオーランドーは、「女性としての自分」を受け入れて生きることを決意。ここに「レディ・オーランドー」が生まれることとなるのです。

そしてレディ・オーランドーとなった「オーランドー」は、ひそかにコンスタンティノープルから脱出し放浪の民・ジプシーの一団に加わります。しかしここでも最終的には彼らの流儀になじめず、帰国の途に着くことになるオーランドー。

イギリスに戻ったオーランドーはそれから女性として結婚しながらも、自らの心に忠実に女性と男性の間を自由に行き来し、実に300年あまりの時空を越えて生き続けていくことに。

『ORLAND (オーランドー)』は、ジェンダーを超えた世界を描いた作品としてとらえられることが多い小説ですが、実は性別だけでなく身分や立場、国、置かれた環境や時代をも超えて「自分らしくありのままに生き、愛する」ことを描いた作品でもあります。

この『ORLAND (オーランドー)』がどう舞台化されるか今からわくわくしますね!

舞台『ORLANDO(オーランドー)』、出演する俳優陣の顔ぶれは?

舞台『ORLAND (オーランドー)』。気になる出演俳優陣は

  • オーランドー: 多部未華子

主役オーランドーを務める多部未華子は2002年のデビュー以来、ドラマ・映画・舞台で活躍し続けている女優。2017年も日本テレビ系列ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」、NHK 「ツバキ文具店 鎌倉代書屋物語」、日本テレビ系「先に生まれただけの僕」、劇場用アニメ 「それいけ! アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険」のブルブルの声役など出演が目白押しです。

舞台でもこれまで『ORLAND (オーランドー)』 と同じくPARCOプロデュースの「ツインズ」や蜷川幸雄最後の演出作品となった「尺には尺を」など話題の舞台を務めてきた多部未華子初という男役にも注目したいですね。

  • エリザベス女王: 小日向文世

エリザベス女王を演じる 小日向文世は個性的な実力派俳優として舞台、映画、ドラマとその姿を見かけないことはないといっても過言ではない俳優です。善人も悪人もさらっと演じきるカメレオンぶりからも今度の舞台での女王役はまさに適材適所かも。その演技に今から注目が集まります!

  • ロシア貴族の姫サーシャ: 小芝風花

弱冠20歳でこの舞台のキーパーソンの1人であるサーシャ役を射止めたのは小芝風花。2012年、15歳でドラマデビューを飾って以来、スタジオジブリの名作「魔女の宅急便」の実写映画版ヒロイン・キキ役やNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」への出演など着々と歩みを続けてきた彼女が果たしてどんな演技を見せるのか、今から楽しみです!

さらに舞台中で男役も女役も演じる役柄としてTEAM NACS でも活躍する戸次重幸、野間口徹、池田鉄洋が参加することも決定。複数役を演じ分けるという点も見逃せません!

舞台『ORLANDO(オーランドー)』の公演スケジュールは?

舞台「ORLANDO (オーランドー)」の上演会場と公演日時は次のようになっています!

  • KAAT 神奈川芸術劇場公演: 2017年9月23日(土)~2017年10月09日(月)
  • 長野・まつもと市民芸術館: 2017年10月18日(水)
  • 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール: 2017年10月21日(土)~10月22日(日)
  • 東京・新国立劇場 中劇場 : 2017年10月26日 (木)~10月29日 (日)

舞台『ORLANDO(オーランドー)』、気になる人はぜひチェックしてみましょう!

出演俳優陣も注目の日本初演の舞台『ORLANDO (オーランドー)』。すでに発表されたキャストのスチール写真のインパクトも大きく、今からどんな舞台になるのか目が放せそうにありません! お近くの会場で上演される場合はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか??

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