2017年の十月大歌舞伎もアツい!日程や会場、演目や見どころなどの概要をチェックしよう!

毎年10月に、東京・歌舞伎座で行われている十月大歌舞伎。2017年の今年も開催が決定していますが、魅力的な演目の数々に今から待ちきれない方もいるのではないでしょうか。今回は、2017年の十月大歌舞伎について、日程や会場などの開催概要に加えて、演目や配役、そして見どころについても詳しくご紹介していきたいと思います。これを見れば、歌舞伎が初心者の方でも安心して観劇できます!

今年も開幕!十月大歌舞伎!

(出典:無料写真素材AC より)

十七世中村勘三郎と十八世中村勘三郎の追善興行として上演される、十月大歌舞伎!

毎年10月1日から約1か月間行われる十月大歌舞伎ですが、2017年の今年は一体どんな演目が行われるのでしょうか。

さらに、日程や会場、そして肝心な演目や配役、そして見どころについてもしっかりおさらいしておきたいですね。

今回は、2017年十月大歌舞伎の概要について詳しくご紹介していきたいと思います。

歌舞伎に関する記事はこちらから!

2017年十月大歌舞伎の開催日程・会場について

毎年10月に開催される十月大歌舞伎ですが、2017年の日程や会場などの開催概要についてご紹介していきましょう。

開催日程

平成29年10月1日(日)~25日(水)

昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時30分~

開催会場

東京都・歌舞伎座

住所:東京都中央区銀座4-12-15

電話番号:03-3545-6800

十月大歌舞伎が開催されるのは、おなじみ歌舞伎座にて。昼夜2部制ですが、今回の十月大歌舞伎の演目はどのようになっているのでしょうか。

演目:昼の部

新作歌舞伎・極付印度伝

  • マハーバーラタ戦記(まはーばーらたせんき)

昼の部公演は、世界三大叙事詩の一つ「マハーバーラタ」が歌舞伎になってみなさんの前に登場します。

聖書の4倍の長さもあるという「マハーバーラタ」ですが、これが歌舞伎の世界ではどのように表現されるのかとても楽しみですね。「新しいものに挑戦し続けていきたい」という信念を持つ菊五郎劇団が挑む「マハーバーラタ」は、きっと素晴らしい演目であること間違いなしでしょう。

演目:夜の部

  • 第一部:沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)
  • 第二部:漢人韓文手管始(かんじんかんもんてくだのはじまり)
  • 第三部:秋の色種(あきのいろくさ)

2017年十月大歌舞伎の演目や配役とは

それでは、2017年の十月大歌舞伎の演目と配役について詳しく見ていきましょう。

昼の部:マハーバーラタ戦記(まはーばーらたせんき)配役

  • 迦楼奈(かるな)/シヴァ神 尾上菊之助
  • 汲手姫(くんてぃひめ) 中村時蔵
  • 帝釈天 中村鴈治郎
  • 鶴妖朶王女(づるようだおうじょ) 中村七之助
  • 阿龍樹雷王子(あるじゅらおうじ)/梵天 尾上松也
  • 羅陀(らーだー) 市村萬次郎
  • 弗機王(どるはたおう) 市川團蔵
  • 大黒天 坂東楽善
  • 太陽神 市川左團次
  • 那羅延天(ならえんてん)/仙人 久理修那(くりしゅな) 尾上菊五郎

夜の部:沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)配役

  • 淀の方 中村玉三郎
  • 豊臣秀頼 中村七之助
  • 大野修理之亮 尾上松也
  • 氏家内膳 坂東彦三郎
  • 正栄尼 市村萬次郎

夜の部:漢人韓文手管始(かんじんかんもんてくだのはじまり)配役

  • 十木伝七 中村鴈治郎
  • 傾城高尾 中村七之助
  • 奴光平 尾上松也
  • 幸才典蔵 中村芝翫

夜の部:秋の色種(あきのいろくさ)

  • 女 坂東玉三郎

演目はもちろんのこと、配役に関しても名優ばかりが顔をそろえた今回の十月大歌舞伎!これを見逃すわけにはいきませんね。

2017年十月大歌舞伎の見どころを一挙紹介!

マハーバーラタ戦記

2017年の十月大歌舞伎の見どころといえば、やはり世界三大叙事詩の一つ、そしてインド二大叙事詩の一つでもある世界的文学作品「マハーバーラタ」を歌舞伎と融合したことでしょう。

「マハーバーラタ戦記」は午前11時から開催される昼の部にて上演されます。サンスクリットで「マハー」=偉大な、「バーラタ」=バラタ族、ということで、偉大なるバラタ族という意味の「マハーバーラタ」ですが、日本では1988年に行われた公演が大変有名ですね。この時の公演時間はなんと9時間にも上ったという異例の記録を持っているのです。

今回、十月大歌舞伎で演じられる「マハーバーラタ戦記」は、物語の後半に起こる、バラタ族の中のクル家とパーンドゥ家の王位の後裔争いを描いています。

主演の尾上菊之助は、パーンドゥ王の妻、クンティと太陽神の間に生まれたカルナを演じます。カルナの他にも、パーンドゥ王には5人の王子がいますが、彼らを率いるのは尾上松也が演じるアルジュナ王子。

十月大歌舞伎で演じられる「マハーバーラタ戦記」の最大の見どころと言われているのが、このアルジュナ王子が戦いを前に戦意喪失し、尾上菊五郎演じる賢者、クリシュナに打ち明ける場面「バガバッド・ギーター」なのです。

この「バガバッド・ギーター」は、インドの哲学や宗教を象徴する場面とも言われている、この物語最大の見どころ!出演陣がどのような「マハーバーラタ戦記」の世界を魅せてくれるのか楽しみですね。

沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)

坪内逍遥が手掛けた「沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)」ですが、大阪城が徳川家康軍によって侵攻され、落城する瞬間を描いた作品です。

この作品の見どころは、やはり落城する瞬間の人々の心模様。どうにもならないやるせなさや憤りなど、様々な感情が渦巻く場面は見逃せませんね。

漢人韓文手管始(かんじんかんもんてくだのはじまり)

十月大歌舞伎の演目の一つ、いわゆる時代物と呼ばれている「漢人韓文手管始(かんじんかんもんてくだのはじまり)」は、別名「唐人殺し」とも呼ばれている名作狂言です。1764年に大阪で実際に起こった殺人事件を元に作られたいくつもある狂言のうちのひとつですが、唐人の使節団に献上する品を紛失してしまうことから話が始まります。

その場をうまく収めるため、家老である伝七は唐人使節団の通辞に協力をもとめるものの、見返りに遊郭にいる遊女との仲を取り持つように言われます。その遊女とは、伝七が懇意にしている遊女であったため、その交渉は不成立となってしまいます。

秋の色種(あきのいろくさ)

「秋の色種(あきのいろくさ)」は、長唄の一つです。タイトルの通り秋の草花の中を歩いているかのような情景が浮かんでくるのが見どころのひとつ。十月大歌舞伎を締めくくる、しっとりとした長唄の世界を存分に味わえます。

毎回魅力的な演目が目白押しな十月大歌舞伎!

2017年も多彩な演目が魅力的な十月大歌舞伎。

2017年の今年は、歌舞伎界で初めて「マハーバーラタ戦記」を上演することが決定していますが、世界三大叙事詩である「マハーバーラタ」に歌舞伎のエッセンスが加わるとどのように化学変化が起こるのか大変楽しみですね。

今回の十月大歌舞伎について、日程や会場などの開催概要や、演目に配役などの詳細、そして演目の見どころについてもご紹介してきましたが、今回も魅力的な演目に期待は高まるばかり。

ぜひ会場で、素晴らしき歌舞伎の世界に浸ってみてくださいね。

歌舞伎に関するオススメ記事はこちらから!

コメントお待ちしております

内容に問題がなければ「コメントする」ボタンを押してください。