ナイロン100℃の代表メンバーを紹介!2年ぶりの新作も

ナイロン100℃は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんが主宰する日本の劇団です。1993年から活動していて、コメディから哲学的なものまで幅広い作品を上演し続けてきました。そんなナイロン100℃はメンバーも個性が強く、それぞれが多方面で活躍中。ひとりとして似たようなタイプがいない、独特の魅力を持っています。ナイロン100℃の舞台を観たことがない方でも、「この人もナイロン100℃のメンバーだったのか!」と思うメンバーがきっといるはず。今回は、そんなナイロン100℃のメンバーのうち、代表的な10人をご紹介します。

【2017年11月、ナイロン100℃再始動!】

ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんによる奥深い脚本と、緻密な演出により高く評価されている劇団「ナイロン100℃」。1998年『フローズン・ビーチ』で第43回岸田國士戯曲賞を受賞するなど、様々な大きな賞を受賞。演劇界に大きな影響を与えてきました。

基本的な作風はナンセンス・コメディですが、ナイロン100℃の作品は決してマンネリに陥ることがありません。積極的に客演を出演させ、作品毎に新たな試みがなされるのが特徴です。

2015年12月に上演された43回目の本公演『消失』以降、ナイロン100℃としての公演は行われていませんでした。ですが、2017年11月に2年ぶりとなる新作の上演が発表されファンを喜ばせました。

今回は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんをはじめ、犬山イヌコさんや大倉孝二さんなど主要メンバーをご紹介します。

【ナイロン100℃主宰 ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さん】

まずご紹介するメンバーは、ナイロン100℃の主催であるケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんです。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんは、外国人のような名前ですが東京都出身の日本人です。ミュージシャンとしてキャリアをスタートさせました。

1982年にニューウェイブバンド・有頂天を結成。自主レーベルを立ち上げ、数多くのバンドのアルバムをリリースしながら、並行して演劇活動を開始。1985年に劇団健康を旗揚げし、ナンセンスコメディを中心に14作を発表します。

1992年に劇団健康を解散。翌1993年にナイロン100℃を結成。以降、ほぼすべての作品で脚本・演出を担当。ナイロン100℃の公演以外にも外部作品の脚本・演出を手がけることが多く、映画監督としても実績も。

さらに連続テレビドラマ『時効警察』の脚本・監督をつとめるなど、幅広く活躍しています。特に2016年はその活躍が目立ち、

  • 『グッドバイ』で第66回芸術選奨・文部大臣賞(演劇部門)受賞
  • 『ヒトラー、最後の20000年〜ほとんど、何もない〜』『キネマと恋人』で 第51回紀伊國屋演劇賞・個人賞受賞
  • 『キネマと恋人』で 第68回読売文学賞・戯曲・シナリオ賞受賞
  • 『8月の家族たち August: Osage County』で 第24回読売演劇大賞・最優秀演出家賞
  • 『キネマと恋人』で第4回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞受賞

と、数々の作品で大きな賞に輝きました。ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんが現在の日本演劇界のトップランカーであることは、もはや疑いようもありません。

【ナイロン100℃メンバー 犬山イヌコさん】

役者として最初にご紹介するナイロン100℃のメンバーは、看板女優である犬山イヌコさんです。

劇団健康の旗揚げからケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんと活動を共にしていて、ナイロン100℃にとってなくてはならない存在となっています。犬山イヌコさん最大の特徴は、高く印象的な声。声優としても活動していて、ポケットモンスターシリーズのロケット団ニャース役などを担当。また、ラジオDJやナレーターとしても活躍しています。

ナイロン100℃の作品では、とぼけた女性から裏のある人物まで幅広く演じ分け、ときに狂気を感じさせる凄みのある演技は、観る者を圧倒させます。

【ナイロン100℃メンバー みのすけさん】

次にご紹介するのは、みのすけさんです。劇団健康旗揚げから参加しているメンバーで、ミュージシャンでもあるみのすけさん。有頂天、筋肉少女帯にドラマーとして参加している時期もありました。

みのすけさんもナイロン100℃では中心となる役を演じることが少なくなく、『黒い十人の女』では唯一の男性として、女性たちに復讐されるテレビマンを好演しました。外部作品への出演も多く、映像作品でも名脇役として活躍しています。

【ナイロン100℃メンバー 峯村リエさん】

続いて、峯村リエさんをご紹介します。劇団健康時代から参加している古参メンバーで、ナイロン100℃を代表する女優のひとりです。

170㎝を超える長身と、確かな演技力が魅力。ナイロン100℃の作品はもちろん、外部作品でも活躍しています。昨年は大河ドラマ『真田丸』で大蔵卿局を演じ、お茶の間に強く印象を残しました。

コメディからシリアス、上流階級から庶民的なおばちゃんまで自在に演じ分ける峯村リエさん。テレビドラマにも数多く出演しているので、注目してみてください。

【ナイロン100℃メンバー 三宅弘城さん】

三宅弘城さんは、劇団健康のオーディションによって演劇界に入りました。器械体操経験者という身体能力を生かして、ナイロン100℃作品でのアクションシーンを担うことが多く、オールマイティにあらゆるタイプの役どころをこなします。

宮藤官九郎さんの作品での起用も多く、グループ魂のメンバーでもあり、所属事務所は「大人計画」という変わり種。コミカルな演技を得意としていて、テレビドラマや映画でも活躍しています。

【ナイロン100℃メンバー 大倉孝二さん】

大倉孝二さんは、ナイロン100℃の役者オーディションに合格し、演技の道に入りました。190㎝近い長身と、とぼけた雰囲気が印象的な人気俳優で、映画やドラマでも広く活躍しています。

2002年公開の映画『ピンポン』で演じた個性の強い役で知名度を広げ、大河ドラマ『新選組!』などでその知名度を確かなものにしました。

バラエティ番組への出演も多く、ナイロン100℃のメンバーの中では、最も知名度が高い1人といってもいいでしょう。

【ナイロン100℃メンバー 村岡希美さん】

村岡希美さんも、ナイロン100℃のオーディションをきっかけに団員になったメンバーです。『赤毛のアン』の翻訳者・村岡花子を大叔母に持つ村岡希美さん。優しい役からエキセントリックな役まで、様々な役を柔軟にこなす女優です。

外部出演も多く、特に2016年は『娼年』での体当たりのラブシーン、『キネマと恋人』での映像とリアルとの演じ分けなど、演劇界に大きく存在感を示しました。ナイロン100℃での活動とは別に、ユニット「真心一座 身も心も」を河原雅彦さんらとともに旗揚げし、その座長としても活動しています。ドラマや映画でも広く活躍中。

【ナイロン100℃メンバー 喜安浩平さん】

喜安浩平さんは、自身も脚本家・演出家として活躍しているメンバーです。といっても、ナイロン100℃メンバーとしては、あくまでも出演者。オーディションをきっかけにメンバーになりました。ナイロン100℃の活動とは別に、2002年に劇団ブルドッキングヘッドロックを旗揚げ。そこでは全公演の脚本・演出を手がけています。また、声優としても実績があります。

喜安浩平さんの名を一躍有名にしたのは、脚本を担当した映画『桐島、部活やめるってよ。』で第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞したことでした。以降、才能ある若手脚本家として、様々な作品の脚本を手がけています。俳優・声優・脚本家・演出家としての活動を並行して続ける、ユニークな存在です。

【ナイロン100℃メンバー 松永玲子さん】

続いてご紹介する松永玲子さんも、オーディションによってナイロン100℃に参加することになりました。ナイロン100℃の作品では、パワフルな役や妖艶な役を演じることが多く、ナイロン100℃メンバーの中でも特に個性が強いうちのひとりだといえるでしょう。また松永さんは、落語家としても活動しています(高座名は藤乃家心斎橋)。

どのような役でも器用にこなす安定感のある女優で、外部作品の出演も多く、特にG2演出による作品では常連です。

【ナイロン100℃メンバー 廣川三憲さん】

廣川三憲さんは、ナイロン100℃最高齢のメンバー。加入のきっかけはオーディションで、大倉孝二さんと同じタイミングでの所属になります。ナイロン100℃の作品の他、外部作品への出演も多く、舞台だけでなくテレビ・映画・CMと幅広く活躍しています。

【ナイロン100℃結成25周年に向けて】

(出典:pixabayより)

2018年は、ナイロン100℃結成25周年の節目にあたる年です。その前年となる2017年に44回目の本公演を、25周年本番の2018年は、45回目と46回目の本公演を上演する予定になっています。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんの溢れんばかりの才能と、個性豊かなメンバーたち。ここでご紹介した他にも、沢山の魅力的なメンバーを有するナイロン100℃。

2年ぶりに見せてくれる彼らの科学反応に期待しましょう!

コメントお待ちしております

内容に問題がなければ「コメントする」ボタンを押してください。