劇団四季『ノートルダムの鐘』開幕初日レポートや観た人の感想は?

2016年12月11日に開幕初日を迎えた劇団四季『ノートルダムの鐘』。『ノートルダムの鐘』の初日を観た人たちは、いったいどのような感想を抱いたのでしょうか?開幕初日ブログレポートやTwitterでの感想・レポートなどから見えてくる劇団四季『ノートルダムの鐘』の出来栄えを紹介します。

【劇団四季『ノートルダムの鐘』ついに開幕!】

2016年12月11日、ついに東京で開幕初日を迎えた劇団四季『ノートルダムの鐘』

『ライオンキング』『美女と野獣』『アラジン』『リトルマーメイド』に次ぐディズニーミュージカルでありつつも、ディズニー長編アニメーション版よりもシリアスなストーリーになり、人間的ドラマが深まったというこの”大人のための演劇作品”は、どのような演出、仕上がりとなったのでしょうか?

幸運にも初日を目撃することができた人々のレポートや感想から見えてくる、劇団四季『ノートルダムの鐘』の魅力に迫ります。

【劇団四季『ノートルダムの鐘』とは?】

劇団四季『ノートルダムの鐘』は、『ライオンキング』『アラジン』『リトルマーメイド』のような、ディズニーミュージカルの日本版になります。しかし、他のディズニーミュージカルとは一味違った大人の作品でもあります。まずは、劇団四季『ノートルダムの鐘』がどのような作品なのかをおさらいしましょう。

劇団四季待望の新作ミュージカル!

1831年に出版されたユゴーによる名作小説『ノートルダム・ド・パリ』を原作とし、1996年にディズニーによって長編アニメーション映画化された『ノートルダムの鐘』。原作にある悲劇的な結末をハッピーエンドに変更したとはいえ、そもそもの設定がシビアなだけに、他のディズニー長編アニメーション映画とは一線を画すドラマ性の高い作品として評価されています。

また、『アラジン』『美女と野獣』などディズニー作品の作曲で知られるアラン・メンケンによる楽曲の美しさも印象的でした。そして2014年、ディズニー・シアトリカル・プロダクションズによってミュージカル版がアメリカで初上演。

ブロードウェイの上演には至りませんでしたが、大人数のコーラスを用いた重厚な音楽性や、映画版よりも原作に寄せたシリアスなストーリー展開は深い感動を呼びました。2016年に開幕する劇団四季による『ノートルダムの鐘』は、このディズニー・シアトリカル・プロダクション版の翻訳上演になります。

劇団四季『ノートルダムの鐘』あらすじ

15世紀末のパリ。ノートルダム大聖堂の鐘突き塔にカジモドという名の青年が住んでいました。彼はその容貌から、保護者である聖職者フロローに閉じ込められ、外に出ないように言われていました。そんなある日、年に一度の「らんちき祭りの日がやってきます。

いてもなってもいられなくなり、塔を抜け出してしまったカジモドは、美しいジプシーの踊り子エスメラルダと出会います。騒ぎを起こしてしまい、傷ついて大聖堂へ戻ったカジモドを心配して後を追ってきてくれたエスメラルダに、彼は恋をしたのでした。

一方、聖職者フロローも、エスメラルダに魅せられて邪な気持ちを抱き、大聖堂警備隊長フィーバスにジプシー排除を命じ、エスメラルダを探し出そうとします。そんなフィーバスもまた、エスメラルダに恋をしていました。命令に背いてエスメラルダを助けようとして、大聖堂へ逃げ込むフィーバスとエスメラルダ。

カジモドはそんな2人を見て傷つきながらも、匿ってあげることにしましたが、エスメラルダはジプシーのお守りをカジモドに託し、姿を消してしまいます。

<結局、フロローの罠にかかって捕らえられてしまうカジモドとフィーバスとエスメラルダ。フロローはエスメラルダへ自分の愛を受け入れるのならば解放すると迫ります。断固として拒否するエスメラルダ。フロローの愛はついに憎しみへと変わり……。

【劇団四季『ノートルダムの鐘』開幕初日は感動の嵐】

2016年12月11日、カジモドに海宝直人、フロローに芝清道、エスメラルダに岡村美南、フィーバスに清水大星、クロパンに阿部よしつぐというキャストで劇団四季『ノートルダムの鐘』は幕を明けました。はじめて劇団四季版『ノートルダムの鐘』を観た方々は、いったいどのような感想をレポートしているのでしょうか?

心が震える!演技が素晴らしい!

劇団四季『ノートルダムの鐘』の感想として目立つのは、やはり”感動した”というものです。それも、ただ”泣けた”というレベルではなく、”心が震えた””魂が震えた”といった、非常に強い感動に襲われたという人が多いようです。

アニメーション版よりも更に痛みを伴うストーリー展開や、それぞれのキャラクターの苦しみなど、あまりにも深い人間ドラマに心を貫かれた人が続出しています。また、それぞれのキャラクターを演じるキャストの演技に心を奪われる人も多く、”演劇”という側面が非常に強いミュージカルだということが分かります。

「とにかく感動して涙が出た!」終演直後は、感情の昂ぶりを素直に表したくなってしまう作品のようです。

いろいろなものを投げかけてくれる作品

胸がいっぱい!

次元が違う素晴らしさ

とにかく音楽が凄い!

内容に感動したという感想の次に多いのが、やはり音楽についてのレポートです。クワイヤ(聖歌隊)と呼ばれる16人のコーラスという演出によって奏でられる重厚な響きは、かなりのインパクトがあるようです。

アラン・メンケンによる素晴らしい楽曲の魅力を、こういったオペラ的な手法で更に増幅させている『ノートルダムの鐘』の音楽に心を奪われる人が目立ちます。

また、大聖堂にいるようだと感じた人もちらほら。重厚な音の響きが、他のミュージカルとは一線を画していることは間違いなさそうです。

鳥肌ものの迫力

とにかく歌の迫力がすごい!

魂が震えるほどの歌

作曲家アラン・メンケンも絶賛コメントを!

劇団四季『ノートルダムの鐘』の最大の功労者のひとりである作曲家アラン・メンケンは本作をプレビュー公演で鑑賞し、

「キャストがみんな情熱的で、作品の世界へ一気に運ばれていった印象です。そしてこの舞台は、日本のお客様にマッチしていると感じています」
(引用:ステージナタリー)

とコメントしています。メンケン氏によると、劇団四季『ノートルダムの鐘』は「愛」をテーマにしているとのこと。作曲家の心もしっかりと掴んだ素晴らしい内容になっているということがうかがえます。

また、『美女と野獣』や『アラジン』『リトルマーメイド』などの作曲も手がけている天才作曲家であるアラン・メンケンが、劇団四季に対して絶大な信頼を寄せていることも分かりますね。

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【劇団四季『ノートルダムの鐘』は東京公演のあと、京都や横浜にも!】

(出典:photoACより)

2016年12月11日、この上ない大絶賛とともに幕を明けた劇団四季『ノートルダムの鐘』。もちろん、初日の貴重なステージを観られたのは一握りの幸運な観客だけなので、観劇レポートの他で最も多い感想は「早く観たい!」というものです。2017年6月25日まで四季劇場〔秋〕で東京公演を行った後、2017年7月からは京都劇場(JR京都駅ビル内)での公演が、そして2018年4月には神奈川・KAAT神奈川芸術劇場でのリターン公演が決定しています。劇団四季『ノートルダムの鐘』の心震える感動や大迫力の音楽を味わうチャンスは、少なくとも2018年まであるということになりますね。

また、このような早いタイミングで東京だけではなく関西圏でも公演が決まっているというのは、関西の劇団四季ファンにとっては嬉しいニュースに違いありません。今後の出演キャストや、舞台の演出がどのように進化していくのかも見逃せない劇団四季『ノートルダムの鐘』。劇団四季の新たな代表作の誕生といえるでしょう!

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