エンジニア役市村正親主演『ミス・サイゴン』いよいよファイナルステージ

1992年4月、帝国劇場で開幕して以来エンジニア役を務めてきた市村正親さんが、2016年10月より上演されているミュージカル『ミス・サイゴン』にて、エンジニア役を卒業されます。本日は市村正親さんの過去出演作品一覧とともに、『ミス・サイゴン』の舞台情報をお届けします。

市村正親『ミス・サイゴン』いよいよファイナルステージ

1992年4月、帝国劇場で開幕して以来エンジニア役を務めてきた市村正親さんが、2016年10月より上演されているミュージカル『ミス・サイゴン』にて、エンジニア役を卒業することが明らかとなりました。

世界一と称された市村正親さんのエンジニアは、今年が最後のステージとなってしまいます。今回は24年に渡る市村正親さんの軌跡と『ミス・サイゴン』との関係を市村正親さんの過去出演舞台と共にご紹介していきます。

市村正親さんの経歴

市村 正親(いちむら まさちか)経歴

1949年1月28日生まれ、埼玉県川越市出身。妻は女優の篠原涼子。ホリプロ所属。舞台芸術学院卒業後、西村晃の付き人を3年間務めたのち、1973年劇団四季の『イエス・キリスト=スーパースター(ジーザス・クライスト=スーパースター)』のオーディションを受け、ヘロデ役でデビュー。

翌1974年、正式に劇団四季へ入団。1990年主演を務めたミュージカル『エクウス』では全裸での演技で注目を集めた。『コーラスライン』『エレファントマン』『オペラ座の怪人』など数々の作品に出演し、そのたぐいまれなる歌唱力と演技力で、1980年代の劇団四季の顔である看板俳優となる。

1989年には第40回NHK紅白歌合戦に歌手として出場し、『オペラ座の怪人』を披露した。その後、1990年に劇団四季を退団。ミュージカルや、テレビドラマ、ナレーション、舞台などに活躍を広げ2007年4には月数々の功績を称えられ紫綬褒章を受章しました。俳優として活動する一方で、岩谷時子音楽文化振興財団の評議員も務めています。

市村正親さんの私生活は?

私生活では、1984年、当時同僚であった劇団四季の女優八重沢真美と結婚したものの2003年5月には離婚しています。

そして2001年にミュージカル『ハムレット』で歌手で女優の篠原涼子と共演。それをきっかけに交際がはじまり。2005年12月に再婚を果たしているます。

2008年5月には第一子となる長男、2012年2月には次男が誕生。第一子誕生時の市村正親さんは59歳だったため、ワイドショーに取り上げられるなどお茶の間でも話題となりました。

市村正親さんとミス・サイゴン

開幕は1992年4月、帝国劇場。

ミュージカル『ミス・サイゴン』は1989年にイギリス・ウエストエンドで開幕。当時、大成功を収めていた『レ・ミゼラブル』の製作者クロード=ミシェル・シェーンベルクとブーブリルが再びコンビを組んだ超大作とあって、公開前から人気を博していました。ブロードウェイや世界各国でも公演。満を持しての日本上陸は、1992年4月の帝国劇場です。

市村正親さんは、『ミス・サイゴン』初演からただ一人徹底してエンジニアを演じられています。今回の卒業にあたって、市村正親さんは

だと語っていますが、当時の話題の高さがうかがえますね。

『ミス・サイゴン』は日本初上演当時、公演日数504日、上演回数745回、観客動員数111万人という、当時の大記録を叩きだしたロングラン公演となり、1993年9月に閉幕しました。

ミス・サイゴンってどんな話?

『ミス・サイゴン』の舞台はベトナム戦争末期の首都サイゴン。戦争によって家を焼かれ、両親を失ったベトナム人少女キムがサイゴンへと逃げてきたことから物語は始まります。

少女キムは、初めて自分を買った客であるアメリカ大使館に勤める男・クリスと恋に落ち、クリスもまたキムを愛します。しかし戦争が二人の仲を引き裂いて行き――。

市村正親さん演じるエンジニアは、主人公キムが身を寄せる売春宿ドリームランドのオーナーであり、作中では物語の鍵を握る重要人物です。初演当時、ダブルキャストが予定されていましたが、殆どの舞台を市村正親さんが登段。開幕から4ヶ月後の8月になって笹野高史さんが加わりトリプルキャストとなりました。

2016年のミス・サイゴンも、市村正親さん、駒田一さん、ダイアモンド☆ユカイさんの3人でのトリプルキャストとなっています。

胃がん治療のため一時降板

市村正親さんは、『ミス・サイゴン』の24年間で6回行われた公演のうち、一度だけ途中降板された回がありました。それは2014年の7月。胃がんの発覚により『ミス・サイゴン』及び、主演を務める予定だったドラマ『おやじの背中』(TBS系・日曜劇場枠)を降板。療養にあたったりました。

2015年9月には、舞台『NINAGAWA マクベス』中に右ひざ半月板を損傷という事件もありましたが、こちらは降板せず、公演終了後に手術を実施されています。同年の11月上旬から、ミュージカル『スクルージ・クリスマス・キャロル』の稽古に復帰されており今年67才とは思えない精力的な活動を続けられています。

市村正親 過去出作を紹介

惜しまれながらも『ミス・サイゴン』卒業を発表された市村正親さん。晩年の彼の過去出演舞台や、過去出演映画、過去出演ドラマなどを一覧でご紹介致します。

過去出演舞台一覧

2016

  • 2016.10~01 ミュージカル『ミス・サイゴン』(予定)
  • 2016.08~09 市村正親ひとり芝居市村座2016
  • 2016.07 第54回パリ祭 シャンソンの祭典(ゲスト出演)
  • 2016.04~2016.05 ミュージカル『スウィーニー・トッド』

2015

  • 2015.12 ミュージカル『スクルージ』(クリスマス・キャロル)
  • 2015.10~12 プリンス・オブ・ブロードウェイ(声のみ)
  • 2015.09~10 舞台『NINAGAWA マクベス』
  • 2015.04~05 舞台『ART』
  • 2015.02~03 ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』

2014

  • 2014.11~12 ミュージカル『モーツァルト!』
  • 2014.07~10 ミュージカル『ミス・サイゴン』
  • 2014.03~04 ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』

2013

  • 2013.12月 ミュージカル『スクルージ』
  • 2013.09~10 音楽劇『それからのブンとフン』
  • 2013.05~06 ミュージカル『スウィーニー・トッド』
  • 2013.03~04 ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』
  • 2013.12~01 ミュージカル『ミス・サイゴン』
  • 2013.01 舞台『家康と按針』(ロンドン公演)

2012

  • 2012.01~02 ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』
  • 2012.04 舞台『エンロン』
  • 2012.07~09 ミュージカル『ミス・サイゴン』
  • 2012.12 舞台『家康と按針』

2011

  • 2011.11~2012.01 ミュージカル『モーツァルト!』
  • 2011.05~07 ミュージカル『スウィーニー・トッド』
  • 2011.11 舞台『炎の人』

2010

  • 2010.12~2011.1 舞台『ANJIN イングリッシュサムライ(家康と按針)』
  • 2010.03 ミュージカルコンサート『それぞれのコンサート』
  • 2010.06 ミュージカル『キャンディード』
  • 2010.08~09 舞台『ロックンロール』

過去出演映画一覧

  • 2016 高台家の人々
  • 2014 テルマエ・ロマエ2
  • 2013 劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL
  • 2012 テルマエ・ロマエ
  • 2012 愛と誠(角川・東映版)
  • 2012 のぼうの城
  • 2011 ステキな金縛り
  • 2010 十三人の刺客

過去出演ドラマ一覧

  • 2016.10~2017.04(予定)連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK) 麻田茂男 役
  • 2015.6.1 伝説の監察医 オニグマの事件簿2
  • 2013 Oh,My Dad!!(フジテレビ)福原役
  • 2012 ATARU(TBS)チョコザイの父役
  • 2012.3.14 向田邦子ドラマスペシャル『蛇蝎のごとく』(テレビ東京)主演・古田修司役
  • 2012.3.5 伝説の監察医 オニグマの事件簿1
  • 2011 王様の家(BS朝.)主演・平井陽介役
  • 2011.04.23. ヤング ブラック・ジャック(日本テレビ)本間丈太郎役
  • 2011 JIN-仁- 完結編(TBS)佐久間象山役
  • 2011 江~姫たちの戦国(NHK) 明智光秀役

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