片岡愛之助が明治座『五月花形歌舞伎』の座頭に!見どころは?

片岡愛之助さんが、2017年の明治座『五月花形歌舞伎』の座頭をつとめることが発表されました。六代目 片岡愛之助さんは、現在の歌舞伎界を代表するスターのひとりです。現時点で判明している情報や、演目や片岡愛之助さん自身の見どころなどをご紹介します。

【2017年5月、片岡愛之助が明治座『五月花形歌舞伎』の座頭に!】

片岡愛之助さんが座頭をつとめる『五月花形歌舞伎』が、2017年5月3日~5月27日まで東京・明治座にて上演されることが発表されました。

まだ他の出演者は発表になっていませんが、上演される3つの演目は同時に発表になっています。

今回は、座頭をつとめる片岡愛之助さん自身の解説と、今回の『五月花形歌舞伎』で上演される演目について解説します。

【六代目 片岡愛之助とは?】

六代目 片岡愛之助さんは、現在の歌舞伎界を代表するスターのひとりです。いわゆる歌舞伎界出身の役者ではなく、部屋子から歌舞伎役者への道を歩み始めました。

大阪出身の片岡愛之助さんは、もともとは子役出身。ドラマなどに出演していましたが、9歳の頃に素質を見出されて十三世片岡仁左衛門の部屋子に。「片岡千代丸」を襲名し、京都で初めて歌舞伎役者としての舞台を踏みました。その後、二代目片岡秀太郎の養子となり、六代目片岡愛之助を襲名するに至ります。

端正な顔立ちは歌舞伎界きっての二枚目として人気が高く、最近では数少ない大阪出身の歌舞伎役者として上方歌舞伎を盛り上げる存在でもあります。映像作品でも活躍していて、特にドラマ『半沢直樹』で演じた国税局員の演技は、お茶の間に大きなインパクトを与えました。

上方舞の楳茂都(うめもと)流四代目家元を継承

片岡愛之助さんは、2008年に上方舞の楳茂都(うめもと)流四代目家元を継承し、三代目楳茂都扇性を襲名しました。上方舞とは上方で発生した日本舞踊のことを指します。その中でも、上方舞四大流派のひとつである楳茂都流は、その優雅さで知られています。

先代の家元が亡くなってから23年もの間家元不在の状態でしたが、現在上方歌舞伎を代表する存在である片岡愛之助さんに家元の座が託されることになったのです。

【『五月花形歌舞伎』演目】

それでは、『五月花形歌舞伎』の演目について見ていきましょう。

昼の部:行友李風「月形半平太」

「月形半平太」は、行友李風作の戯曲による演目です。1919年京都明治座で初演されました。長州藩士である月形半平太は、遊興に明け暮れていると見せかけながら、その実は深く勤皇に心を砕いていましたが、同志の策略で新選組に斬られてしまいます。

舞妓梅松に言う月形の「春雨じゃ、濡れてゆこう」という台詞が広く知られています。どこか軽やかなイメージがある片岡愛之助さんにピッタリの役です。

昼の部:「三人連獅子」

「三人連獅子」は、片岡愛之助さんが四代目家元をつとめる上方舞の楳茂都(うめもと)流の舞踊演目です。親獅子、母獅子、子獅子と、三人の獅子が舞う迫力のある演目で、歌舞伎舞踊ならではの華やかさが味わえます。

夜の部:通し狂言「南総里見八犬伝」

通し狂言「南総里見八犬伝」は、曲亭馬琴作の一大スペクタクル巨編をコンパクトにした華やかな演目です。安房里見家の姫である伏姫と神犬八房の因縁によって結ばれた八人の若者(八犬士)による伝奇ロマンで、現在まで数多く映画化や舞台化されています。

通し狂言「南総里見八犬伝」は、渥美清太郎が昭和22年に脚色した台本をもとにしており、アクションあり、涙あり、笑いありと、見どころ満載の内容になっています。

歌舞伎のおすすめ記事はコチラ

【明治座「五月花形歌舞伎」で片岡愛之助を堪能しよう!】

(出典:photoACより)

現在の歌舞伎界を代表する存在のひとりであり、天性の軽やかさと華やかさを持っている片岡愛之助さん。明治座「五月花形歌舞伎」では、そんな片岡愛之助さんの魅力を思う存分堪能できる演目が揃っています。暖かい春の気候の中、片岡愛之助さんのスター性を堪能しに「五月花形歌舞伎」に出かけませんか?

コメントお待ちしております

内容に問題がなければ「コメントする」ボタンを押してください。