2周年迫る!劇団四季「リトルマーメイド」の見どころを解説

【NEW!】リトルマーメイド 名古屋公演決定!

東京品川区の四季劇場「夏」でロングラン公演を続けていた劇団四季のミュージカル「リトルマーメイド」。ご存知ディズニーアニメの「リトル・マーメイド」をミュージカル化した作品で、2008年にブロードウェイで初演、2012年6月にオランダ発のヨーロッパ版が制作されました。

2013年4月に登場した四季版はこのヨーロッパ版を元に上演されています。「ライオンキング」「アイーダ」「美女と野獣」など、これまでに数々のディズニーミュージカルを成功させていますが、「リトルマーメイド」は久々の新作な上、”海の中”を再現するとあって大きな期待が寄せられていましたよね。

幕が開ければ、その期待を上回る仕上がり。2013年の初日はなんと7回のカーテンコールを記録しました。今回は、初演から2周年を目前に控え、すでに四季の看板作品になりつつある「リトルマーメイド」の見どころをご紹介。まだ体験していない人はぜひチェックを!

劇団四季「リトルマーメイド」はフライング技術で海を、斬新な場転で陸を魅せる

ミュージカル「リトルマーメイド」の見どころは、なんといっても主人公のアリエルが暮らす海の世界を、舞台上でどう表現するか

ブロードウェイ版では、水中をすいすい泳ぐ姿を表現するために、人魚たちはローラーシューズを履いていました。が、四季がベースにしたヨーロッパ版では最新のフライング(空中浮遊装置)技術を使った大胆な演出に変更し大成功!本当に水中を泳いでいるかのような、優美な”泳ぎ”が最大の見どころです。

しかしこの演出により、役者さんたちはフライングしながら、歌い踊る大変な体力を必要とされます。宙づりの姿勢のまま泳ぐ動きを続け、声量を落とすことなく通常の演技もこなす。それだけに四季の中でも、鍛えに鍛えた精鋭の役者さんが抜擢されているのです。

特に「パート・オブ・ユア・ワールド」は、ずっとフライングした状態で歌唱。演者のフィジカルな魅力がそのまま伝わってきますよ。また、フライングしていないアリエルの姉妹や海の生物たちも、常に全身を波立たせるようにゆらゆらと動いており、水中の世界観を一致させています。

また、水中のセットにもこだわりが。太陽の光がキラキラと差し込むような照明、立体的な彫刻や宝物たちがゴロゴロと海底に転がり、観客の座席までもが海底に沈んでいるかのような錯覚を覚えるはず。席は、舞台を下から見上げるような1階席がおすすめです。

一方、地上のシーンでは舞台セットが大きく転換。お城や室内の背景は大きな絵本のように見せられています。

セット替えも絵本をめくるようにぺらりと。地上はいわば、アリエルにとっての”おとぎ話”の世界であることを印象づける演出です。特に、アリエルとエリックが二人で歌う「キス・ザ・ガール」は、おとぎ話そのもののロマンティックな美しいメロディ。絵本セットとのマッチングが素晴らしいです。水中と陸上の見事な場転によって、観客はアリエルに感情移入できるんですね。

劇団四季「リトルマーメイド」は、こだわり抜いた衣装と動きに注目!

水中にいることを表現する、人魚や海の生き物たちの髪型や衣装にも注目です。水中ではアリエルの髪が漂うように浮き上がっており、地上に上がると髪がダウンするという演出で、世界の違いを表現しています。

写真で見るだけでは、やや違和感を感じかねない水中でのヘアスタイルですが、舞台では”泳ぎ”の演出とマッチして見事に自然。アリエルや人魚のお姉さんたちは、つま先あたりからのびた布を両手に持ちひらひら。この動きによって水の流れが見えるように感じられます。

また、タコの姿をした海の魔女・アースラの衣装はアニメ映画さながらの迫力。8本の足は全て人の手で自然ににゅるにゅると動いています。このときの効果音にも注目です。

アニメ映画でも大人気、本作のハイライトでもある「アンダー・ザ・シー」は、日本版の公演に合わせて新作のパペットが大集合。透明感のあるカラフルな衣装で観る人を飽きさせません。

ちなみに、ミュージカルではアンサンブルさんたちの動きも大切な見どころになりますが、「リトルマーメイド」は海の生物と地上で城の召使いなどを演じる彼らのメイク替えがすごいと評判。水中では派手派手メイクでも、地上に上がると一変普通のメイクに。驚くべき早替えという点でも、水中と地上の世界の違いを実感できるかもしれませんね。

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