『演出家 福田雄一』とは?演出を手掛ける舞台・ミュージカルのまとめ

エンタメ界で多方面に活躍する福田雄一さん。劇作家、放送作家、ドラマ・映画脚本家、演出家、映画監督など多くの顔を持ちます。映像媒体(例えば『33分探偵』などのテレビドラマや、『銀魂』などの映画)でその活躍を知る人は多いのではないでしょうか。今回は、福田雄一さんが演出家として携わった舞台やミュージカルに焦点を当てます。福田雄一さんの演出した、過去公演や次回公演をまとめました。

福田雄一さんの演出する舞台・ミュージカル作品とは?

(出典:足成より)

エンタメ界で多方面に活躍する福田雄一さん。劇作家、放送作家、ドラマ・映画脚本家、演出家、映画監督など多くの顔を持ちます。映像媒体(例えば『33分探偵』や『勇者ヨシヒコシリーズ』などのテレビドラマや『銀魂』などの映画)でその活躍を知る人は多いのではないでしょうか。

今回は、そんな福田雄一さんが演出家として携わった舞台やミュージカルに焦点を当ててご紹介します。

福田雄一さんってどんな人?

小さいころからお笑いが好きだったという福田雄一さん。小学生の頃にクラスの“お楽しみ会”で台本を書き、コントを披露するほどでした。

その一方で中学・高校生時代はゴルフに没頭。しかし費用や自身のスキルにより、大学でゴルフを続けることを断念します。

そんな時に“お楽しみ会”の記憶がよみがえり、それを機に劇団第三舞台の公演を観劇。舞台の世界に魅了されるようになりました。そこで入学した大学では演劇部に所属し、学生劇団を母体とした劇団「ブラボーカンパニー」を旗揚げ。座長として、全ての作品の構成と演出を手がけました。

卒業後はテレビの制作会社にいったん入社したのち、放送作家として独立。『笑っていいとも!』や『いきなり!黄金伝説』など数多くのバラエティ番組を手掛けました。

その後はテレビドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』『アオイホノオ』『勇者ヨシヒコ』シリーズなどや映画『俺はまだ本気出してないだけ』『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』の脚本、演出、監督などを務めるほか、舞台関係でも数多くの話題作に携わるなど多方面にわたって活躍の場を広げています。

 

福田雄一さんの過去公演作品のまとめ①:U-1グランプリ

『U-1グランプリ』とは、2007年に立ち上げた、俳優兼脚本家のマギーさんとの共同脚本・演出の演劇ユニット。ワンシチュエーションのコントを集めた作品であるのが特徴で、以下が『U-1グランプリ』でのこれまでの公演作品一覧です。

  • 『CASE 01「取調室」』(2007年)
  • 『CASE 02「厨房」』(2008年)
  • 『CASE 03「職員室」』(2010年)
  • 『CASE 04「宇宙船〈スペースシップ〉」』(2012年)
  • 『CASE 05「ジョビジョバ」』(2014年)

福田雄一さんの過去作品まとめ②:演出・脚本・監督を務めた舞台は

福田雄一さんが演出、または脚本を担当した過去公演作品には、ニール・サイモンのような王道のコメディー作品から、観客の投票でストーリーを決めるといったユニークな作品まで幅広くあります。

 『THE3名様 夏はやっぱり祭りっしょ!!ライブ2006』(2006年) 脚本・監督

深夜のファミリーレストランを舞台に繰り広げられる、3人の若者のやり取りを描くショート・コメディーです。映像化1周年を記念してライブで行われました。

キバコの会 第二回公演『フォトジェニック』(2009年) 脚本

演劇ユニット“キバコの会”にて脚本を手掛け、上演された作品。3人の売れないアイドルと、そのマネージャーたち。グラビア撮影のためスタジオを訪れるも、採用されるのは1人だけと知ります。採用枠を巡り、3人の中年マネージャーたちが、あの手この手の攻防を繰り広げるコメディー作品です。

『バンデラスと憂鬱な珈琲』(2009年) 脚本・演出

「U-1グランプリ」で共に活動するマギーさんと脚本を担当するコメディー作品です。米国軍一のネゴシエーター(交渉人)バンデラス。12時間後に迫るロシアとの開戦を阻止しようとするも、国家の危機に潜む個人的な思惑、勘違い、そして行く手を阻む悪気のない人々が現れて・・・。

『舞台「スマートモテリーマン講座」』(2010年・2011・2013年) 脚本・演出

日々のどんな小さな状況にも“モテ”を追求するのが“モテリーマン”。全国のさまざまなモテないサラリーマンを例にあげ、ケーススタディしていく講座形式の舞台です。原作となったのはリクルートが発行していたフリーペーパー『R25』に掲載されていた人気コラム。今年(2017年)、約5年ぶりの再演が実現しています。

『モンティ・パイソンのスパマロット』(2012年) 企画・脚色・演出

イギリスのコメディ・グループ「モンティ・パイソン」の大ヒット映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』がもととなるブロードウェイ・ミュージカルです。

神のお告げを受けたアーサー王。従者のパッツィを連れ、家来となる円卓の騎士を集めて聖杯を探す旅に出ますが、次々と起こるハプニングが行く手を阻みます。

福田雄一さん版『モンティ・パイソンのSPAMALOT』は2015年に上演されています。

『フル・モンティ』(2014年) 演出・翻訳・訳詞

イギリスのコメディー映画『フル・モンティ』を原作としたブロードウェイ・ミュージカルです。鉄工所を解雇された6人の中年男性が、巡業の男性ストリップショーを観たのをきっかけに、自らもショーに出演するまでの様子を描いています。

『16人のプリンシパル trois』(2014年) 脚本・演出

乃木坂46が出演する“キャスティング参加型”の演劇です。2幕構成になっており、第1幕でコントによるオーディションが行われ、観客の投票により第2幕の配役が決まる作品。

『タイトル・オブ・ショウ』(2014年) 翻訳・訳詞・演出

「ニューヨーク・ミュージカル・シアター・フェスティバル」での上演が評判となり、その後オフ・ブロードウェイやブロードウェイで上演された作品です。

ニューヨークで暮らす無名の作家ジェフとハンター。友人2人と共に、たった3週間でブロードウェイを目指してミュージカルを作ろうとするコメディー作品です。

『THE 39 STEPS』(2014年) 上演台本・演出

アルフレッド・ヒッチコックの映画『三十九夜』をもとに、イギリスで舞台化されたコメディー作品です。役者4人で、なんと139役を演じるというユニークなもの!

舞台はロンドン。主人公リチャード・ハネイは劇場で銃の発砲騒ぎに遭遇し、助けた女が刺殺されたことで殺人事件の容疑者として指名手配されるはめに。女の言い残した“THE 39 STEPS”という暗号を解き、真犯人を突き止めるべく、スリリングな逃亡劇を繰り広げます。

『才原警部の終わらない明日』(2015年) 脚本・演出

誘拐事件のプロフェッショナル“サイバラズ5”を率いる伝説の警部、才原章一郎。文部科学省長官の娘みちるが誘拐されたことで招集されますが、それと同時に、みちると同じ学校に通う一般家庭の少女さえこの誘拐も発覚。24時間というタイムリミットの中、才原たちが事件の謎に立ち向かうサスペンスコメディー。

『エドウィン・ドルードの謎』(2016年)上演台本・演出

チャールズ・ディケンズの死により絶筆となったミステリー小説がもととなるミュージカル作品です。原作が未完のため、明らかでない部分(事件の犯人など)を観客の投票で決めて上演するというユニークなもの。その結末は288通りにも変化します!

『ナイスガイ in ニューヨーク』(2016年) 上演台本・演出

ニール・サイモンの心温まるドタバタコメディー。ハンサムでプレイボーイのアラン宅に、家出してきた弟バディが転がり込みます。真面目で内気な彼に、女性と付き合う楽しさを教えようと計画を立てたアラン。

しかし、1本の電話の手違いによって、心配性の母親や頑固一徹の父親が部屋を訪ねてきます。計画遂行どころでない、混乱した状況に慌てふためく兄弟をよそに、事態は予想もつかない方向へ進みます。

『ヤングフランケンシュタイン』(2017年) 演出・上演台本

イギリスの小説家、メアリー・シェリーの小説『フランケンシュタイン』を原作としたミュージカル・コメディです。

かつて人々を混乱に招き入れたマッドサイエンティストのヴィクター・フォン・フランケンシュタイン博士の孫、フレデリック。その家の末裔であることを隠して脳外科医として過ごしていましたが、祖父の城と遺産を継ぐ必要があると知らされ、しぶしぶ城へ。

城に滞在するうちに、かつて祖父がモンスターを造り出した実験記録を読み、強い興味を持ちます。そして実際にモンスターを生み出してしまったことで、村中が大騒ぎに・・・

福田雄一さん演出の次回公演『ブロードウェイと銃弾』

2018年2月に公開予定の『ブロードウェイと銃弾』にて福田雄一さんが演出を担当します。

映画『ブロードウェイと銃弾』をミュージカル化した作品で、今回が日本初上演!

舞台は禁酒法時代のニューヨーク。念願だったブロードウェイデビューに劇作家デビッドは張り切っています。しかしマフィアの親玉ニックが出資者になり、頭が弱く才能のない愛人オリーブを主演にするよう要求されます。

本来の主演女優ヘレンは脚本の書き換えを色仕掛けで要求し、女癖の悪い主演男優ワーナーはオリーブに目を付け、さらにはオリーブのボディガードであるチーチが演出にいちいち口出し・・・

怒るデビッドですが、クセだらけの出資者や俳優たちの注文は止まりません。困難に頭を抱える中、芸術とは無縁と思われていたチーチの言うことがもっとも正しいことに気付くデビッド。チーチと力を合わせて脚本を書き直し、舞台は大成功をおさめますが、それが引き金となり思わぬ大騒動が・・・

劇作家・デビッドを浦井健治、ギャングのボディーガード・チーチを城田優がW主演で演じます!

これからも福田雄一さんの演出する作品に注目です!

(出典:Pixabayより)

ドラマ、映画、舞台など幅広い分野で活躍する福田雄一さん。放送作家としての活動で培われたユーモアのセンスを存分に活かし、名作から新しいスタイルの演劇まであらゆる作品を手掛けています。これからも福田雄一さんから目が離せません。

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