ジョン・ケアードと内野聖陽が再びタッグを組む『ハムレット』のみどころを解説!

『レ・ミゼラブル』などで知られる世界的な演出家ジョン・ケアードによるシェイクスピア演劇『ハムレット』が、東京芸術劇場で上演されます。タイトルロールのハムレットを演じるのは、内野聖陽さん。今回は、この内野聖陽版『ハムレット』のみどころを解説します。

【ジョン・ケアードと内野聖陽さんによる『ハムレット』上演!】

『レ・ミゼラブル』のオリジナル演出で一躍有名となり、その後も様々な作品で革新的な演出を続けているジョン・ケアード。


日本でも度々演出を行っているジョン・ケアードによるシェイクスピア演劇『ハムレット』が、2017年4月東京芸術劇場プレイハウスで上演されます。


タイトルロールであるハムレット役を演じるのは、ミュージカル、ストレートプレイ、映画、ドラマと幅広く活躍する実力派俳優・内野聖陽さん。ジョン・ケアード演出作品に出演するのは、本作で実に4作目となります。


20代~30代の俳優が演じることが多いハムレット役に、内野聖陽さんはどう挑むのでしょうか?ジョン・ケアード版『ハムレット』での内野聖陽さんのみどころを解説します。

【ジョン・ケアード版ハムレットとは?】

まず、内野聖陽さんが主演する、ジョン・ケアード版『ハムレット』がどのような作品なのかをみていきましょう。

世界的な演出家・ジョン・ケアードとは?

ジョン・ケアードは、カナダ出身の舞台演出家です。現在、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエート・ディレクターをつとめています。自身の演出作品は20本以上にのぼり、古典から現代作品まで幅広く演出を手がけています(RSCでの演出は20本を超えます)。


『レ・ミゼラブル』のオリジナル版を演出したことで世界的に知名度を上げ、数々の賞を受賞しました。日本でも、ミュージカル『レ・ミゼラブル』『ベガーズ・オペラ』を演出したほか、『夏の夜の夢』『ジェーン・エア』『錦繍』など数多くの作品を手がけてきました。

ジョン・ケアードが演出する『ハムレット』とは?

今回の『ハムレット』は、2000年にサイモン・ ラッセル・ビール主演により英国ロイヤル・ナショナル・シアターで上演された『 ハムレット』の日本語版です。


名優サイモン・ラッセル・ビールは、ハムレットを深く傷つき苦悩するキャラクターとして演じ、大いに話題となりました。ほとんど装置がないシンプルな舞台で、俳優の台詞を際立たせる演出は、マクベスの悲嘆や心の闇を照らし出すかのようでした。

【内野聖陽さんが演じるハムレット】

シェイクスピア四大悲劇のひとつである『ハムレット』。シェイクスピア悲劇の中でも最も有名と言っても過言ではないこの『ハムレット』に、内野聖陽さんが挑むのは今回が初めてとなります。ハムレットを内野聖陽さんが演じる際のみどころを解説しましょう。

内野聖陽さんとは?

ここで、内野聖陽さんのプロフィールを簡単にご紹介します。早稲田大学在学中に演劇に携わるようになり、大学卒業後に文学座研究所に入所。文学座の看板俳優として活躍する一方、1996年にNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』に出演したことなどから一般的知名度も広がっていきました。


2000年にはミュージカル『エリザベート』でミュージカル界にも進出。人気ドラマ『JIN-仁』の坂本龍馬役など、数々の名演技で実力派俳優として名を馳せ、映画・ドラマ・ストレートプレイ・ミュージカルとオールマイティに活躍しています。


ジョン・ケアード演出作品に出演するのは、『レ・ミゼラブル』『ベガーズオペラ』『私生活』に続き4作品目となります。

『ハムレット』での役どころは?

『ハムレット』あらすじ

ハムレットはデンマークの王子。父であるデンマーク王が急死し、王の弟であるクローディアスが母である王妃ガートルードと結婚し王位を継承したため、本来の継承者であったはずのハムレットは憂鬱に。


そんなある日、夜の城壁で父の亡霊に出会います。亡霊はクローディアスに殺害されたことを訴え、ハムレットは父の復讐を誓いました。


叔父を油断させるため、狂気を装うハムレット。恋人のオフィーリアにも冷たく当たるようになります。ハムレットは、ある手段によって叔父が父を殺した確信を得るに至り、母ガートルードを責めます。そして、その様子を陰で聞いていたオフィーリアの父親、宰相ポローニアスを叔父と間違えて殺してしまいます。


恋人に冷たくされた上に、父を殺されたショックで、オフィーリアの心は壊れてしまい、川の中で彼女は溺死してしまいました。そして、オフィーリアの兄レアティーズはハムレットに復讐を誓います。


そんな中、叔父であるクローディアスはハムレットの狂気が狂言であることを悟り、ある作戦を思いつくのですが……。

内野聖陽さんのハムレットはどうなる?

ハムレットは、一般的に繊細で線が細いイメージが伴うキャラクターです。しかし、2000年にジョン・ケアードが演出したハムレットはそういったイメージを覆すものでした。


ハムレットを演じたサイモン・ラッセル・ビールは恰幅がよく、線の太いルックスを持っており、繊細さよりも苦悩の深さが強調されました。


内野聖陽さんもまた、非常に男性的なルックスを持つ俳優です。ゴツゴツとした雄々しい雰囲気で、今まで数多くのいわゆる”男らしい役”を演じてきました。


なのできっと、内野聖陽さんもまた、サイモン・ラッセル・ビールの名演に匹敵する、まったく新しいハムレット像を打ち出してくれるはずです。

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【内野聖陽さんが演じる『ハムレット』に期待大!】

(出典:pixabayより)

古今東西を問わず、これまで幾度となく上演されてきた『ハムレット』ですが、2017年にまた新たなハムレットが誕生します。名匠ジョン・ケアードは、日本が誇る名優・内野聖陽さんをどのようなハムレットにするのか?演劇ファンならずとも、大注目の舞台となることは確実です!

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