キャラメルボックスの俳優教室とは? プロの役者を本気で目指す人に!

あらゆるジャンルのエンターテイメント作品を創り出している人気演劇集団「キャラメルボックス」。若い人材の登用も積極的に行っていて、数多くの卒業生を輩出してきました。ここでは独自のカリキュラムが展開されている「俳優教室」についてご紹介します。

1ステージ完全燃焼を基本精神に掲げ、あらゆるジャンルのエンターテイメント作品を創り出している演劇集団キャラメルボックス。常に新鮮さや新たな可能性を追い求める姿勢を大切にしています。

近年は東野圭吾氏ら人気作家の小説も積極的に舞台化するなど、高評価。

また、若い人材の登用も積極的に行っていて、新たな仲間との出会いを目的とした「俳優教室」を開校。数多くの卒業生を輩出しています。ここでは独自のカリキュラムが展開されている「俳優教室」の中身について詳しく見ていきたいと思います。

キャラメルボックス「俳優教室」概要は?

俳優教室は、プロの役者を本気で目指す人のために開校されていて、対象は高校卒業以上(卒業見込み可)から25歳以下。キャラメルボックスの活動の一環として位置づけられているため、演出部や制作部が運営に携わるほか、授業やレッスンについても、キャラメルボックスに所属する役者が講師・コーチを務めています。

レッスンは4月から12月中旬までの約9ヶ月間、週3回の日程(11月末からは週6回)で行われます。1回につき、10時から15時(または10時から13時)までの授業時間が設定されていて、卒業公演へ向け厳しいカリキュラムをこなしていきます。授業料は41万円(入学金9万円、施設使用料5万円、授業料月額3万円)で、卒業公演にあたっては4万円のチケットノルマもあります。

キャラメルボックス「俳優教室」自慢の多彩なカリキュラム

俳優教室では、キャラメルボックスに所属する役者も実際に行っている「感情解放のためのレッスン」を展開。演技指導はもちろん、ストレッチや筋トレ・エアロビクス・ボクササイズ・ストップモーション・スローモーション・リズム・ゲーム・発声などを行う身体訓練のほか、ダンスや殺陣の練習も行われます。

また、キャラメルボックスのメンバーによる特別授業や、キャラメルボックスの稽古・舞台リハーサルの見学なども。さらに、キャラメルボックスの役者や制作部のメンバーを観客に見立てた「科白発表会」と呼ばれるものも組み込まれています。

こうした授業を経て、最終的には収容人数170名の小劇場で、実際の観客を前に卒業公演をする機会が。卒業公演は5日間の日程で行われ、例年1000人ほどの観客の前で成果を披露する形となるそうです。

卒業生が語る、キャラメルボックス「俳優教室」

俳優教室の募集要項には次のように記載されています。

「肉体的にも精神的にも非常に厳しいものになりますので、『プロの役者になりたい』という意志と覚悟のある人だけをお待ちしています」(引用キャラメルボックス公式ホームページより)

卒業生の声からもかなり厳しいレッスンであることがうかがえます。俳優教室の10期生である木村玲衣さんは、

「2キロマラソンにストレッチ、筋トレ、ボクササイズ、エアロビ、パワースピーチ、台本稽古。(中略)こんなに本格的に身体を動かすことなんてなかったから入った当初はすごくキツくて、6キロも体重が落ちました」引用:ゲキ部!より)

と語るほど本格的に身体を動かすレッスンはキツかったと振り返っています。木村さんは俳優教室を卒業後、キャラメルボックスに入団、昨年は『時をかける少女』(作:筒井康隆)の舞台で史上最年少の初主役を務めたことも話題となりました。

高校生のころにはすでに演劇部に所属していたという木村さんですが、俳優教室に通うようになって初めて「演技について悩み、深く考えるようになった」と語っています。単にスキルを身につけるだけでなく、さまざまなもの・こと・人と向き合うなかで、自己を磨き、成長させていく場なのかもしれません。

キャラメルボックス「俳優教室」は、今年も17名が奮闘中

2016年度の授業はすでに始まっていて、14期生17名がプロの役者を目指して日々奮闘しています。キャラメルボックスの「俳優教室」で学んだ生徒たちが、これからもきっとあらゆる場所で花を咲かせることでしょう。彼らの俳優教室で培った演技に注目してみるのも楽しみの一つとなりそうです。

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