劇団四季ミュージカル『アラジン』の見どころは? 観客の感想から探ろう!

2017年5月で東京公演開幕から2年となる劇団四季のミュージカル『アラジン』。ここでは、既に作品を観たお客さんの感想を参考に、劇団四季のミュージカル『アラジン』の見どころを読み解いていきたいと思います。見どころ別にご紹介します。

【もうすぐ開幕3周年!劇団四季『アラジン』の見どころを解説】

2015年5月から上演され、東京公演開幕から今年の5月で2周年を迎える劇団四季のミュージカル『アラジン』。2014年にディズニーが舞台化したミュージカル作品の日本版であるこの作品は、本家のブロードウェイ版同様に高い人気を誇っています。

1992年に公開されたディズニー長編アニメーション映画『アラジン』は、世界中で大ヒットを記録しました。『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』を元に、陽気なランプの精ジーニーと、アラジンとジャスミンとのロマンスを描いたこの作品は、今でも高い人気を誇っています。

アラジンはその楽曲の素晴らしさも高く評価されていて、映画公開後のアカデミー賞では作曲賞と歌曲賞を取っています。舞台化にあたっては、映画で歌われている楽曲の他に未発表曲3曲と、新曲4曲を加え、音楽的にも魅力をパワーアップ。

豪華なセットや衣装、空飛ぶ魔法のじゅうたんなどの技巧を駆使したダイナミックなミュージカルが誕生したのです。そしてブロードウェイでの開幕の翌年、早くも劇団四季による日本公演が実現。開幕から2年弱が経過した今でも、連日大人気となっています。

ここでは、既に作品を観たお客さんの感想を読みながら、劇団四季のミュージカル『アラジン』の見どころをご紹介します。

【劇団四季ミュージカル『アラジン』と映画版との違いは?】

楽曲

ディズニーのアラジン、といえば思いつくのはアラジンやランプの精ジーニーといった個性的なキャラクターに耳に残る名曲ではないでしょうか。

特にその楽曲は素晴らしく、「A Whole New Wolrd」は聴いたことのない人の方が少ないのでは、と思ってしまう程に有名ですよね。アラジンはその楽曲の素晴らしさも高く評価されていて、映画公開後のアカデミー賞では作曲賞と歌曲賞を取っています。

ですがディズニー映画は基本的に90分程度と短めに作られています。曲の印象が強い映画ですが、実は挿入歌は6曲しかないんです!

ミュージカルを制作するにあたって、まず増えたのは楽曲です。1992年の映画からカットされた3曲と新しく作られた4曲が追加されました。カットされたアラジンのソロ曲や、ジャスミンが歌う曲、アラジンとジャスミンのデュエット曲などです。

また、舞台版に登場するキャラクターの曲も追加され、楽曲は序曲やリプライズも含め21曲になりました。アラジンの歌う「Proud of Your Boy」というソロ曲。

これは孤児であるアラジンが亡き母の誇りでありたい、と歌う曲ですが、映画版ではカットされていました。ですがこの曲があることで物語に深みが増しています。もちろんいずれもアカデミー賞受賞作曲家、アラン・メンケンによる楽曲です。

登場人物

「アラジン」の舞台化にあたって、登場人物にもいくつか変更が加えられています。まず映画では主人公・アラジンの親友となるのは猿のアプーでしたが、原作では人間のキャラクターです。そのため今作では元々の構想通り、アラジンの親友は人間となっています。

また、ランプの精ジーニーは映画版では青い体に陽気な性格、賑やかで作品のムードメーカーとして存在しています。しかし、ミュージカル版では見た目が大きく違っており、青い肌ではありません。

ジーニーといえば青い、という思い込みもあったとは思いますが、はじめて観たときは衝撃がありました。とはいえ、ジーニーに変わりはありません。見事にアラジンを助け、賑やかにショーを盛り上げてくれるのです。
二幕ものの舞台となることで、話やキャラクターが掘り下げて作り込まれるのでより深みの増す作品となるでしょう!

【劇団四季ミュージカル『アラジン』の見どころその1:ジーニー】

アラジンのキャラクターをイメージして一番に思い出すのは誰でしょうか?強烈なキャラクターを持つランプの精、ジーニーじゃありませんか?

『アラジン』の主役といえばもちろんアラジンなのですが、明るくてジョーク好きなランプの精ジーニーにも注目は集まります。観客に直接語りかけるスタイルで会場を沸かせているジーニーは、会場のキャストボードや劇団四季公式サイトのキャスト情報の一番上に名前が書かれていて、『アラジン』のもうひとりの主役といえるかもしれません。

劇団四季のミュージカルの中でも、『アラジン』は笑いという点で群を抜いています。それというのも、このジーニーが自由自在にステージを支配し、圧倒的な存在感を発揮しているからです。

ディズニー映画『アラジン』では故ロビン・ウィリアムズが声を演じていて抜群のインパクトを与えてくれましたが、舞台版である劇団四季『アラジン』でも、劇場全体の人気者になっています。そして、演じるキャストによって個性が違うのも魅力のひとつです。

瀧山久志、萩原隆匡、道口瑞之、阿久津陽一郎の4人の俳優が演じるジーニー、すでに鑑賞したお客さんにはどのように映っているのでしょうか。感想を見てみましょう。

昨日は四季の『アラジン』を観劇。面白かった!楽しかった!ジーニー最高!1幕でランプの中からジーニーが現れてからは(実際は違うが)もう笑いっぱなし。喋りまくり、歌いまくりで、いや凄い!ジーニーがぜーんぶ持ってった感じ。萩原ジーニーに、たっぷり楽しませていただきました。
(引用:Twitter)

四季アラジン(3回め)観てきた!道口ジーニーめっちゃよかった!歌うま!!!!
(引用:Twitter)

もう「あっくん」とか「四季のアイドル」とか言う年でもないよね…でも阿久津さんジーニーはアイドルだった。

アラジン、すごいダンス量!!みんなキャッツ並みに汗を飛ばしながらダンスしてた。そしてアリ王子登場のときのアンサンブルさんたちの早替えやばい!!
(引用:Twitter)

感想を見ると、それぞれの役者さんによる良さを見出して楽しんでいるよう。劇団四季『アラジン』ではキャストが原則毎週月曜に発表されることもあり、キャストを確認してからのチケット購入は難しいのですが、これらの感想を見るとどの俳優さんのジーニーでも安心して観ることができそうですね。

また、ブロードウェイ版のジーニーは次から次へと言葉を重ねながら観客にたたみかけてきますが、劇団四季『アラジン』のジーニーは言葉と言葉の「間」で笑わせようとするなど日本の伝統的な話芸を用いることで、より日本人にとって親しみやすいキャラクターとなっています。

表現するのが難しい”笑い”という要素を、上手に日本の観客向けにアレンジし、毎日劇場を爆笑の渦に包んでいる劇団四季『アラジン』。他の劇団四季作品ではなかなか味わえない体験ができるところは、大きな見どころです。

【劇団四季ミュージカル『アラジン』の見どころその2:魔法のじゅうたん】

主人公のアラジンとヒロインのジャスミンを乗せたロマンチックなシーンで登場する魔法のじゅうたん。『アラジン』といえば、真っ先にこの魔法のじゅうたんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?ランプと並んで『アラジン』を語る上で欠かせないアイテムである魔法のじゅうたんの仕組みに驚きを隠せないような感想も見られます。

四季アラジン見に行ってからふとした時に「魔法の絨毯どうやって動いてたんだろう……」って考えるけど、さっぱりだよね。下に台もないし、吊ってる訳でもなさそうに見えるし……。
(引用:Twitter)

四季のアラジンめちゃくちゃ面白かったわ〜〜2階席だったからステージの動き見えて面白かったし、何よりジーニーがめっちゃジーニーだった。魔法の絨毯の仕組みがわからなかったけどどうやって浮かしてるんだろ笑
(引用:Twitter)

演出・振り付けを担当するケイシー・ニコロウ氏が「製作だけで約4年かかった」と話すこの魔法のじゅうたん。既に『アラジン』を観たお客さんにもこの演出の謎が解けないという感想をもらすほど自然に舞台上を飛び回っているようです。

映画版でも最大の見どころだった魔法のじゅうたんのシーン。アラジンとジャスミンの幻想的な星空デートのシーンを心ゆくまで堪能してください。

【劇団四季ミュージカル『アラジン』の見どころその3:こだわりの衣装と鍛え抜かれた肉体】

劇団四季のミュージカル『アラジン』でもうひとつ注目したいのは、衣装担当のグレッグ・バーンズ氏がこだわり抜いた衣装。その数なんと300点以上!

多くの衣装はデザイナーによる手作りで、デザインだけでなく、機能性や耐久性も重視した仕上がりです。鮮やかな色彩で、煌びやかな衣装の数々は、見ているだけで砂漠の王国に迷い込んでしまったようです。『アラジン』の幻想的な世界を表し、観客を一瞬にして『アラジン』の世界に引き込むための重要な役割を果たす衣装の数々にも注目です。

アラジンの映画も見てなければ、四季の舞台も見てなかったからあらすじと、A Whole New World の曲以外の知識皆無だったけど超楽しめた。
衣装もスゴかった、トニー賞とってるし!!
観てよかった\(^^)/
(引用:Twitter)

また、『アラジン』の衣装は古代アラビアをイメージしたもので露出も高く、出演者の鍛え抜かれた肉体を見ることができます。主人公のアラジンは裸にベストといういでたちで、健康的な筋肉が露出していますし、ヒロインであるジャスミンもまた、露出度の高いセクシーな衣装を身に纏っています。

もちろん、アラジンを演じている島村幸大、厂原時也、海宝直人、笠松哲朗はいずれも見事な筋肉の持ち主ですし、ジャスミンを演じている岡本瑞恵、三井莉穂、齋藤舞もスタイル抜群!それぞれ、小柄だったり大柄だったりと個性は違いますが、惚れ惚れするような肉体美を披露しています。

そんな肉体美に喜びを見せる感想も見られます。鍛え抜かれた肉体がまとう、こだわりの衣装から一瞬たりとも目が離せませんね。

今日四季のアラジン観て思ったのはまず腹筋パねぇってやつよな。ついで全身の筋肉パねぇ!!ってなったけども
(引用:Twitter)

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【劇団四季ミュージカル『アラジン』は見どころ満載!】

(出典:pixabayより)

少し感想を見ただけでもあらゆる見どころが満載の劇団四季のミュージカル『アラジン』。日本での上演にあたり、日本の文化や劇団四季のテイストに合うように台本を変更して臨んだとのことで、ブロードウェイ版のスタッフの本気度が伺えます。

さらにブロードウェイ仕様の音楽や照明、そして実力派キャストによる全力の演技で、観客を『アラジン』の幻想的な世界に引き込んでいきます。劇団四季によるゴージャスな舞台と「アラビアンナイト」や「新しい世界~ア・ホール・ニュー・ワールド~」などの名曲の数々をぜひ会場で堪能してください。

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