多くの観客を魅了する「劇団☆新感線」の魅力と「乱鶯」で行う挑戦

「劇団☆新感線」の舞台「乱鶯」は義賊を主人公とした物語で、舞台となる江戸時代に生きる市井の人々の姿をリアルに描いた作品です。舞台の魅力はどういったところでしょうか。確認してみましょう。

「劇団☆新感線」の舞台「乱鶯」は義賊を主人公とした物語で、舞台となる江戸時代に生きる市井の人々の姿をリアルに描いた作品です。そこから描き出される深い人間ドラマをメインに据えるという、「劇団☆新感線」の長い歴史の中でも初めてとなる試みだということ。

いのうえ歌舞伎「BLACK」という銘打たれた本作は、これまで発表されてきたいのうえ歌舞伎よりもビターな味わいを残したいという思いが込められているといいます。

このように常に新鮮で新しい取り組みを続けていることも、「劇団☆新感線」が絶大な支持を受けている要因のひとつではないでしょうか。ではそんな彼らの魅力とはどういったところでしょうか。

「劇団☆新感線」の魅力①:良い作品を生み出すために同じ方向を向いて頑張る

「劇団☆新感線」は最もチケットが取れない劇団のひとつとして知られ、様々な年代の演劇ファンから絶大な支持を受けています。

彼らの舞台はコメディと感動がバランス良く入り混じり、コメディ部分では多くの観客の笑い声が会場を包み感動のシーンでは会場中からすすり泣く声が響きます。そんな作品を見ることで普段の仕事で溜まったストレスがなくなり、それと同時に明日への活力が生まれるという人もいるようです。

そんな舞台を作り出しているのは「劇団☆新感線」のメンバーが、「面白い舞台を作ろう」という思いで真摯に作品に向き合っているから。その舞台上は過去に客演した俳優が「本番が終わると全身が攣った」というほどの熱量が渦巻き、皆が同じ方向を向いて一生懸命行うという稽古は「命がけ」というものだといいます。

このように外から見ると、良い作品を作るために諦めないプロフェッショナルたちの集団ということが言えるかもしれません。今作「乱鶯」も果敢に新しいものに挑戦する彼らの姿勢が観客に伝わる作品になるのではないでしょうか。

「劇団☆新感線」の魅力②:客演俳優がすぐに溶け込める雰囲気の良さ

「劇団☆新感線」は長い歴史を持った劇団であるため、客演する俳優の中にも何度か作品に参加した経験があるという役者がいます。また毎回何人もの俳優が参加し、多くの俳優は「楽しい思い出」や「役者としてかけがえのない経験」を手にしていくのも特徴です。

それは多くの俳優にとって挑戦をし続ける「劇団☆新感線」は自分を成長させることができる現場だということ。そして同劇団の役者が醸し出す心地良い雰囲気も、多くの俳優たちに好まれる要因だと思います。

今作「乱鶯」でも過去に出演した経験のある大東駿介が記者会見のときの衣装や髪型について、古田新太と橋本じゅんから「粋がっている」「風が吹いてないのに髪がなぜなびいているんや」などと愛のある弄りを受けたといいます。

また古田新太が倉持裕の脚本について「俺のセリフが多い」と突っ込みながら、「稲森いずみさんに迷惑をかけないようにセリフを覚えます」と話すなど会場は和やかなムードに。

真剣に作品作りに没頭する反面、このような良い雰囲気を作り出しメリハリが利いていることも「劇団☆新感線」ならではの魅力ではないでしょうか。

コメントお待ちしております

内容に問題がなければ「コメントする」ボタンを押してください。