名優2人を支える俳優が光る!ミュージカル「スウィーニー・トッド」

「スウィーニー・トッド」では市村正親は復讐に燃える主人公・トッドを力強い歌声と鬼気迫る演技で、大竹しのぶはミセス・ラヴェットを毒々しくも可愛らしく演じ切っています。ではそんな2人の名優の演技を引き立てる、共演者はどのような人たちなのでしょうか。

スウィーニー・トッド」は最恐で最高でミュージカルという謳い文句がついた作品です。架空の連続殺人者を主人公にした話で、解体した死体をミートパイに混ぜて焼き上げるなど恐ろしい場面が多いこともそう評される理由だと言えます。

その中で市村正親は復讐に燃える主人公・トッドを力強い歌声と鬼気迫る演技で、大竹しのぶはミセス・ラヴェットを毒々しくも可愛らしく演じ切っています。またこの2人がコメディ要素を盛り込みながら好演していることが、重苦しい題材でありながらも後味の悪さが残らない舞台になっている一因ではないでしょうか。

ではそんな2人の名優の演技を引き立てる、共演者はどのような人たちなのでしょうか。

ミュージカル「スウィーニー・トッド」で難役を魅力的に演じる武田真治

ミュージカル「スウィーニー・トッド」の過去3回全てでトバイアス役として出演しているのは、俳優・タレント・サックスプレイヤーなど幅広い分野で活躍する武田真治です。

彼が演じるトバイアスは虐められた頭の弱い青年という役柄。登場シーンで見せる舌足らずでバカっぽさが分かる歌、大竹扮するラヴェットに対して幼い少年のように無邪気に甘える演技など、まさに役が憑依したかのような熱演を見せてきました。またラストシーンの見せ場では打って変わって勇ましく変身し、トッドの様子から大変なことが起きていると気付き始める不安な感情を出すなど演じ分け、トバイアスを魅力的なキャラクターとして表現しています。

ただこの難しい役をどのように理解して演じるのかについて悩んだ経緯があり、それを乗り越えたことで彼にしかできないトバイアスを作り上げたのではないでしょうか。宮本亜門が彼を4回連続で出演させたのには、武田が作り上げたトバイアスが唯一無二の存在であると評価されたという理由もあるでしょう。

今回のミュージカル「スウィーニー・トッド」でも、そんな武田が演じるトバイアスは舞台上で強烈な存在感を示すのではないでしょうか。

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