歌舞伎のオールスター戦「初春花形歌舞伎」過去公演をおさらい

初春花形歌舞伎は2016/1/3(日)~24(日)までの間、 昼の部は午前11時30分~、夜の部は午後4時30分~、行われています。今年は立ち回りよりも見せ場が多いと評判の舞台。今まではどのような魅力的なステージが行われたのでしょうか。

初春花形歌舞伎は2016/1/3(日)~24(日)までの間、
昼の部は午前11時30分~、夜の部は午後4時30分~、行われています。

今年は立ち回りよりも見せ場が多いと評判の舞台。「七つ面」では市川海老蔵がサービス精神満載で芝居を行い、中村獅童は「車引」を楷書的な演技で表現しています。また舞台を重ねる度に成長する市川右近の姿にも注目です。このように歌舞伎オールスターそれぞれに注目すべきポイントがある楽しい作品となっています。

今まではどのような魅力的なステージが行われたのでしょうか。

観客が最初から最後まで楽しめる「初春花形歌舞伎」

2015年に行われた初春花形歌舞伎は、天下の大泥棒である石川五右衛門を題材とした演目です。200年以上前から歴代の團十郎が歌舞伎の舞台で扱ってきた石川五右衛門を、歌舞伎界のみならず様々なシーンで活躍を見せている市川海老蔵がどのように演じるのかに注目が集まりました。

そんな演目は龍との大立ち回りといったダイナミックな舞台転換で、観客に息つく暇を与えないほど見せ場が次々と訪れる作品となりました。

そして市川海老蔵が演じる石川五右衛門が、舞台上で派手に立ち回り新春にふさわしい華やかな雰囲気を醸し出します。観客から自然と拍手や手拍子が起こるなど、演舞場にいた誰もが楽しめる作品となりました。

豪華キャストによる実験的な演目も行われた「初春花形歌舞伎」

2014年の初春花形歌舞伎は「通し狂言 壽三升景清」という演目。歌舞伎十八番のひとつとして、今まで何度も扱われてきた悪七兵衛景清を新たな構想で描くという注目作でした。

新しい発想から生まれた作品であるため練度が足りないという声もありました。しかし主人公を通じていくつかの作品を一本の線にしたため、起伏を付けた物語として確立されていたという評価も。

ただ主人公・景清を演じた市川海老蔵によって、新たな可能性をアピールした作品となっています。またこのような実験的な演目を、歌舞伎界のオールスターが出演した初春花形歌舞伎で見るのもまた一興ではないでしょうか。

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