俳優・井上芳雄が向き合う舞台「夜と霧」の凄惨な背景とは…

舞台「夜と霧」は実力派俳優の井上芳雄が、ナチス・ドイツのアウシュヴィッツにおける悪夢に向き合った作品。井上芳雄がこれほどまでに思い入れを持つ舞台「夜と霧」。今回はその背景についてご紹介します。

舞台「夜と霧」は実力派俳優の井上芳雄が、ナチス・ドイツのアウシュヴィッツにおける悪夢に向き合った作品。CSチャンネル衛星劇場で放送され、今まで何度か舞台化されてきました。

井上芳雄はそれらのほとんどに携わり、彼自身にとっても思い入れのある作品だと発言しています。

井上芳雄がこれほどまでに思い入れを持つ舞台「夜と霧」。決して忘れてはならない、この作品の背景はどういったものだったのでしょうか。今回はその背景についてご紹介します

自身の体験を基に舞台「夜と霧」の原作を綴った精神科医

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舞台「夜と霧」の原作者は、オーストリアの精神科医・心理学者であるヴィクトール・E・フランクルです。

ウィーン大学の教授とウィーン市立大学で神経科の部長を兼任していた彼。精神科医だけでなく脳外科医としても一流の腕を持ち、独自の実存分析を唱えていたこともあってドイツ語圏では知られた存在でした。またユーモアとウィットに富んだ人としても知られ、学会への出席などで度々日本にも訪れていました。

そんな彼がアウシュヴィッツなどナチス・ドイツの強制収容所での体験をもとに出版し、60年以上に渡り世界各国で読み継がれているのが今作の原作となる「夜と霧」。父・母・妻らが死亡し、自身も極限状態に追い込まれた痛ましい体験を綴っています。

舞台「夜と霧」で描かれる悲劇の舞台となった場所とは

「夜と霧」の原作の舞台となったのがナチス・ドイツの強制収容所であるアウシュヴィッツです。ナチス・ドイツがユダヤ人に対して行った人種差別的な抑圧政策を象徴する舞台であり、第二次世界大戦最大級の惨劇が起こった場所としても有名となっています。

その悲劇はその後世界中に知れ渡ることとなり、二度とこのような過ちを繰り返さないようにとユネスコの世界遺産にも登録されているのです。

また「夜と霧」以外でも、小説として出版され後に映画化された「シンドラーのリスト」「ソフィーの選択」などアウシュヴィッツを題材とした作品も残されています。

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