機械と少女のピュアな交流に注目!残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」

伝説のアングラ劇団・東京グランギニョルが30年前に上演した「ライチ☆光クラブ」と言えば、アングラ演劇界だけにとどまらず、演劇史に残る作品。凄惨な演出と美しい男性キャストの織りなす残酷で耽美な世界観に魅了され続けるファンは後を絶ちません。漫画化もされた「ライチ☆光クラブ」が、2015年に蘇ります。観た者を虜にする伝説の作品について、「機械」と「少女」の重要な関係性にフォーカスします。

演劇史に残る衝撃的演目「ライチ☆光クラブ」は、東京グランギニョルによって1985年と1986年に上演されたっきりの舞台でしたが、古屋兎丸が漫画として発表していたこともあり多くのファンに愛される作品となりました。

その古屋兎丸の漫画を元に新たに舞台となったのが2012年のこと。同演劇は再演も行われるほどの評判となりました。そして2015年には新たな演出で残酷歌劇となりまた新たな光クラブが作られています。

残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」は、「機械」と「少女」とのピュアな交流に注目したい

この作品の登場人物は、9人の少年たちと美しい少女。タイトルの「光クラブ」とは、帝王として君臨するゼラを中心とした9人の少年たちの秘密基地の名称です。光クラブが作られた時からリーダーは替わり、ゼラがそのカリスマ性でクラブに君臨していました。

そんな秘密の光クラブで少年たちがゼラの指示の下作っていたものが、美しいものを集めるために生み出された「機械」。その機械の動力となるのが、フルーツの「ライチ」でした。

名前を動力の元でもある「ライチ」と名付けられた機械は、美しい物を連れてくるように命じられます。その機械が最終的に連れてきた「カノン」という美しい少女が、やがて光クラブを崩壊させていく引き金をひいてしまいます。

ライチ☆光クラブの中で非常に重要なのが、機械であるライチとカノンの交流。一体と一人が交流を重ねることで光クラブが崩壊へと進んでいく、映画「シザーハンズ」のようなピュアさも感じさせる物語なのです。

9人の少年たちの、子どもながらの残酷さももちろん見ものではありますが、その中でキラリと光るライチとカノンの交流が、物語の軸になっているともいえるでしょう。

「ライチ☆光クラブ」で注目したい!ライチ役:皇希

ライチ☆光クラブの配役でやはり気になるのはライチ役。初演では嶋田久作が演じていたライチですが、今回は「皇希」が演じることとなっています。扮装写真からもすでにライチの迫力は伝わってきそうです。

この「皇希」ですが、実は調べてもあまり詳細が出てきません。どうやらもともとダンスをされていた方のようで、ダンスユニットSt**id GuyZに所属していたようです。この動画で踊っている大柄な男性が皇希さん。ロボットダンスにキレがあるところから、今回のライチ役を掴んだのかもしれません。

現在はダンス教室のインストラクターや、ヴォーカル・ダンスユニットに所属している様子。東京ゲゲゲイというダンスユニットの出演も決定している「残酷歌劇 ライチ☆光クラブ」ですので、ライチ役にもダンサーさんが選ばれたのでしょう。

「ライチ☆光クラブ」で注目したい! カノン役:七木奏音

光クラブへやってくる美少女カノン役には、七木奏音がキャスティングされました。

役名と同じ「かのん」という名前の彼女は、元私立恵比寿中学のメンバー。アイドルとしても活躍する18歳です。

2013年度のミュージカル美少女戦士セーラームーンではセーラーマーズを演じていたことも。2014年にはサイケデリック・ペインでヒロインの天使ソフィを演じたことも記憶に新しいですね。

アイドルらしい可愛らしい声と、芯のある演技には定評あり。機械「ライチ」と交流し、その優しさに触れ少しずつ恋に落ちるカノンを七木奏音がどう演じるのか楽しみです。

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まったく新しい残酷歌劇ライチ☆光クラブ

オリジナル演劇、漫画、2013年度版演劇、そして今回の残酷歌劇。2016年には映画の上映も決定しているライチ☆光クラブ。30年近く前に始まった作品が現在も好まれるのは、その雰囲気に惹かれる人がそれだけ多いのかもしれません。歌劇ということで歌って踊るんだろうな、という部分までの想像はできますがそれ以上はやはり見なければわかりません。チケットキャンプ(チケキャン)では「残酷歌劇 ライチ☆光クラブ」のチケットを取り扱っています。ぜひチェックしてくださいね。

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