寺山修司の遺作「レミング」溝端淳平主演で待望の再演

寺山修司の遺作、「レミング~世界の涯まで連れてって~」が溝端淳平主演で再演されます。 2015年、キャストを一新し、東京芸術劇場プレイハウスにて、上演されます。

寺山修司の遺作、「レミング~世界の涯まで連れてって~」溝端淳平主演で再演されます。

1979年に発表した作品は、寺山修司がなくなる1983年に上演、30年ぶりとなる2013年に再演され、非常に話題となりました。

そして、2015年、キャストを一新し、東京芸術劇場プレイハウスにて、上演されます。

レミング~世界の涯まで連れてって~とは

寺山修司は、2015年に生誕80周年を迎える日本の歌人、劇作家として名を残している作家です。

演劇実験室「天井桟敷」の主宰でもあった寺山は小劇場ブームを巻き起こした作家のうちの一人でした。現在でも舞台史に残る「毛皮のマリー」や、「身毒丸」を創り出しましたが、47歳の若さで亡くなりましたが、それまでに発表した作品はいずれも、現在まで高く評価され続けています。

今回上演されるレミングは2013年に維新派の松本雄吉演出で上演されたもの。前回はパルコ劇場40周年記念公演として上演された「レミング」ですが、今年は寺山修司生誕80周年を迎える記念として上演されます。

壁のなくなった部屋にやってくる奇妙な訪問者に巻き起こる様々な出来事が描かれる作品に今回、溝端淳平が挑みます。

レミング~世界の涯まで連れてって~の出演者

キャストはすべて2013年版から一新。

前回八嶋智人が演じた見習いコック役を溝端淳平が演じます。溝端は、主にテレビドラマや映画で活躍していますが、同時に舞台にも出演を続けており、その演技を高く評価されています。2015年10月には、蜷川幸雄演出のオールメールシリーズで、シェイクスピアのヴェローナの二紳士に出演。女性役を演じることでも話題となりました。今回の作品は寺山修司による難解な作品でもあることから、舞台に向けての意欲も感じます。

前回ラーメンズ片桐仁が演じたもう一人のコック役には柄本時生。2003年から俳優をはじめた彼は、俳優を両親に持ち、映画やテレビドラマに出演。舞台経験は少なめですが、個性的で確かな演技力に定評があります。

前回常盤貴子が演じた役には元宝塚歌劇団男役霧矢大夢が。歌、芝居、ダンスと、在団中からいずれも高く評価されきた彼女は、2015年度「ラ・マンチャの男」でヒロインを演じます。主にミュージカルで活躍してきた彼女が、寺山修司作品で見せる演技に期待が寄せられています。

溝端淳平演じる見習いコックの母親役には麿赤兒。舞踏家として名高く、俳優としても多くの経歴を持つ麿赤兒ですが、過去に天井桟敷の公演でもあった毛皮のマリーに出演するなど、寺山作品経験も有ることから、今回の出演ではその存在に注目が寄せられています。

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