人間の持つ深い思いがテーマ!NODA MAP公演 「逆鱗(げきりん)」

NODA MAP 記念すべき第20回公演は新作「逆鱗(げきりん)」。今公演は脚本・演出の野田秀樹が還暦を迎え、さらにはNODA・MAP20回公演という節目の年でもあり、まさにひとつの集大成となる作品です。

NODA MAP 記念すべき第20回公演は新作「逆鱗(げきりん)」。

情報解禁から、キャストの豪華さで話題をさらいつつありますが、今公演は脚本・演出の野田秀樹が還暦を迎え、さらにはNODA・MAP20回公演という節目の年でもあり、まさにひとつの集大成となる作品です。

NODA MAP 「逆鱗(げきりん)」に込められた強い思いとは?

「逆鱗」のベースとなっているのは、野田氏が少年時代に読んだという小川未明作の童話「赤い蝋燭(ろうそく)と人魚」。

童話は、もともと人間のエゴに翻弄され苦境へ陥っていく人魚の姿を描いた悲劇ですが、今回正式に明かされたあらすじはまたそこから一歩踏み出した人間の存在に強いメッセージ性を打ち出したものとなっています。

人間との約束を果たすため水族館に現れた人魚が、人魚のふりをした人間と出会うことで物語が始まる。「生きた化石」と呼ばれる魚が水族館に運ばれ、その口から男たちが出現。それは崇高な目的のため志願して魚の中に入った人間だった。人魚は男たちに、かつて交わした約束を明かし、水族館も世界も何もかもがひっくり返るというストーリー。
(引用:日刊スポーツ)

野田秀樹の一貫したテーマで綴られるNODA MAP 「逆鱗(げきりん)」

野田秀樹の膨大な作品群の中には初期より異色のテーマがつめこまれています。

それは両性具有であったり、ふたつの魂が生れ落ちる際に離れ離れになり、お互いを求めて彷徨うものだったり、そこから人の存在の不確かさがみえてくる構成です。

そしてその中に「異形の者が自分たちの居場所を求めて戦う」というテーマもあり、前作の「MIWA」もそうであり、今作「逆鱗(げきりん)」からも同様に読み取ることができます。

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