極上文學9作目!観る朗読劇「高瀬舟・山椒大夫」公演決定

出演者は全て男性!男性による日本の名作を朗読劇で観る極上文學の新作が決定しました。 10月より上演される9作目は森鴎外による高瀬舟・山椒大夫。 1915年に書かれえ、映画などにもなった名作が今年、朗読劇として蘇ります。

出演者は全て男性!男性による日本の名作を朗読劇で観る極上文學の新作が決定しました。

10月より上演される9作目は森鴎外による高瀬舟・山椒大夫

1915年に書かれえ、映画などにもなった名作が今年、朗読劇として蘇ります。

観る朗読劇、極上文學

今回で9作目となる極上文學。朗読劇、と銘打たれた作品ではありますが、ご覧になるとただの朗読劇ではないことが分かります。

朗読劇といえば、俳優が椅子に座って手にした台本を読みながら芝居をする、そういったイメージを持っているとは思いますが、極上文學は少し様子が違います。

まず、全ての俳優がその物語に、その役柄にふさわしい衣装に身を包んでいるところが特徴の一つとしてあげられると思います。台本を手に持っているものの、舞台セットもしっかり組まれ、扮装にみを包んだ俳優たちが行う朗読劇はもうほとんどが舞台作品として出来上がっているように思えます。配役は女役も男性が演じることもあり、そのビジュアルも注目です。

極上文學IX「高瀬舟・山椒太夫」はどんな作品?

今回の演目は、森鴎外の高瀬舟・山椒太夫。二本立てとなっています。

「高瀬舟」は京都で、罪人を遠島に送るために高瀬川を下る舟上での物語。罪人として舟に乗る喜助の表情が楽しそうだと、護送役庄兵衛が尋ねるところから始まります。喜助の罪は殺しなのか、死ぬための手助けなのかの疑問が描かれています。

「山椒太夫」は人買いにたぶらかされ、親子(子は姉弟)離ればなれに売られてしまった姉弟が山椒大夫という長者の元で奴隷として扱われながら姉は弟を脱走させその後入水。弟は神仏に助けられ出世し、その恨みを晴らし、母との再開を果たす物語です。

どちらの作品も複雑な人間の心情を描いており、高瀬舟では安楽死の是非をテーマとし、山椒大夫は人身売買、家族の絆、奴隷解放、犠牲もの、出世物語、教訓話などが書かれており、浄瑠璃などで演じられていた作品を森鴎外が書き直したものです。

青空文庫などで読むことができますので、ぜひ舞台を観る前に予習として一読されてはいかがでしょうか?

▶︎ 山椒大夫・青空文庫
▶︎ 高瀬舟・青空文庫

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