歌舞伎NEXT!「阿弖流為」が蘇る!

阿弖流為(あてるい)という名をご存知でしょうか。 日本が日の国とされていた頃、北の地が蝦夷と呼ばれていた頃、朝廷と戦った指導者の名前です。 2002年に劇団☆新感線が舞台として上演した「阿弖流為」が2015年、歌舞伎として再度蘇りました。

阿弖流為(あてるい)という名をご存知でしょうか。
日本が日の国とされていた頃、北の地が蝦夷と呼ばれていた頃、朝廷と戦った指導者の名前です。
2002年に劇団☆新感線が舞台として上演した「阿弖流為」が2015年、歌舞伎として再度蘇りました

歌舞伎NEXT 阿弖流為とは?

日本が誇る伝統芸能の歌舞伎は近年様々な方法で様々な作品を上演しています。絵本原作、漫画原作、歌舞伎の表現は逗まるところを知りません。

今回の阿弖流為は「歌舞伎NEXT」と冠され、上演されています。歌舞伎のNEXTステージとして生み出された今回の「阿弖流為」。元となるのは2002年に新橋演舞場で市川染五郎主演にて行われた劇団☆新感線の本公演、「アテルイ」。市川染五郎が阿弖流為を演じ、阿弖流為のライバルとなり雌雄を決する坂上田村麻呂を堤真一が演じていたこともあり、ご存知の方も多いと思います。

今回の「阿弖流為」は、その劇団☆新感線版アテルイを更に歌舞伎に演出しなおしたもの。セリフも現代語のまま、中島かずきの書き上げた台本をそのままに、いのうえひでのりが再度演出、そして舞台版と同じく市川染五郎が阿弖流為を演じ、13年の時を経て奇跡のような、新たな阿弖流為が誕生したのです。

古典の良さだけではなく、新しいものを作りたい、という気持ちで生まれた歌舞伎NEXT。その第一弾は劇団☆新感線舞台の歌舞伎化という大胆なものになりました。

阿弖流為のあらすじは?

大和朝廷の時代の古代日本が舞台となる作品。

国家統一を目指し北の地「蝦夷」に闘いを仕掛ける大和朝廷から故郷である蝦夷を守るため、信仰する荒覇吐(あらはばき)神の怒りを買い北の地を追放されていた阿弖流為(市川染五郎)が故郷へと戻り帝人軍(朝廷の軍)と蝦夷の兵を率い戦う。

朝廷側の征夷大将軍でもある坂上田村麻呂(中村勘九郎)と対立する立場でありながらもお互いの力量を認め合うものの、抗えない運命によって雌雄を決する事になる展開など、熱い人間ドラマが詰まった作品となっています。

阿弖流為の公演期間はいつまで?

歌舞伎NEXT阿弖流為の公演が行われているのは新橋演舞場。2002年の公演と同じ会場が使われているのも注目したいところ。

7/5(日)から始まった東京公演ですが、7/27(月)が東京千穐楽を迎えました。歌舞伎ファンにも、新感線ファンにも初見の人にも受け入れられ大いに盛り上がった「阿弖流為」ですが、大阪公演ももちろん予定されています!

東京千穐楽から少し期間は空きますが、2015年10/3(土)から10/17(土)まで大阪松竹座にて、二週間の公演が予定されています。大阪は劇団☆新感線が生まれた地ということもあり、新感線の本公演を元にした「阿弖流為」の盛り上がりや、観客の反応も気になるところ。

歌舞伎を見たことがない方にもとっつきやすい演目となっている今作。まだ観ることができる機会はあります。このチャンスを逃さずぜひご観劇ください。

歌舞伎の次のステージへ 「阿弖流為」

歴史があるとそ新しいものが生まれづらいことも有りますが、歌舞伎界が盛り上がっている今、様々な試みが生まれています。チケットキャンプ(チケキャン)では「阿弖流為」のチケットも取扱中です。ぜひこの機会にご覧ください。

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