大人気のミュージカル劇団四季 美女と野獣!の見どころとキャスト紹介!

観たことがない人でも、その名は聞いたことがあるほどの有名ミュージカル、「劇団四季 美女と野獣」。2016年8月28日に福岡公演の千秋楽が行われた後、間をおかず始まった11月から京都公演も絶賛上映中。今回はそんな「劇団四季 美女と野獣」の見どころとキャストを中心にご紹介します。

【大人気のミュージカル「劇団四季 美女と野獣」魅力からキャストまで徹底紹介!】

ディズニー映画のラブストーリーと言えば一番に名前が出てくるのが「美女と野獣」。作品の知名度もあり、そのミュージカル版「劇団四季 美女と野獣」もディズニーファン、演劇ファン双方から絶大な人気を誇ります。

多すぎない厳選されたキャストが見せてくれる、一人ひとりのキャラクターがもつ個性を見事に表現しきる演技力、そして観客の体に響いてくるほどの歌唱力。ただただ圧倒されると評判のミュージカル作品です。原作同様、ラブストーリーならではの切なさも感じることができます。

今回はそんな「劇団四季 美女と野獣」のキャストの魅力、そしてストーリー展開などの見どころを徹底的にまとめました。既に何度か観にいってまた見たいと考えている方も、これから初めて観劇しようとしている方も、ぜひチェックしてみてください。

【「劇団四季 美女と野獣」を楽しむまえに知っておきたい、劇団四季とディズニー映画の関係】

ミュージカル「劇団四季のミュージカル 美女と野獣」は、ディズニーとの縁が深いことでも知られています。ディズニーが製作を手掛けたミュージカルの一作目。となる「美女と野獣」の初演は1994年のブロードウェイ。日本ではそして翌年、1995年に劇団四季の手による日本での初演をが行いわれ、以来上演を重ね、昨年2015年は日本上演20周年を迎えましたています。

2016年は8月28日に福岡公演の千秋楽が行われ、いよいよ11月より京都公演がスタートします。今回は、そんなミュージカル「美女と野獣」の見どころとキャストを中心にご紹介していきたいと思います。

劇団四季はもともとはミュージカルを専門で上演する劇団ではありませんでした。旗揚げ当初の学生演劇集団がキャストを固めていた頃からストレートプレイ(セリフ、芝居のみで歌を使用しない劇のこと)専門の劇団だったので、むしろ正反対の方向性だったと言えます。しかし、1979年に転機が訪れ、ミュージカル「コーラスライン」に挑戦。その結果大反響を呼び、劇団四季の名を日本中に轟かせることとなりました。

その後、劇団としてさらなる躍進を遂げるために、ディズニー映画とのコラボ作品を手掛けたいという経営陣の強い思いが通じ、1995年に「劇団四季 美女と野獣」で初のディズニー作品の上演を行いました。ディズニー映画人気の爆発力を味方に得たことも相まって、劇団四季は現在、不動のミュージカル劇団という地位を確立し、今なお拡大を続けています。

ディズニーと提携して「美女と野獣」を上演したのちに、「リトルマーメイド」「ライオンキング」「アイーダ」「アラジン」と立て続けに上演し、2016年12月からは「ノートルダムの鐘」の上演も行われています。

ディズニー作品の圧倒的な知名度と、実力派キャストによる世界最高峰のミュージカルクオリティーが掛け合わされた劇団四季の上演は評価が高く、その代表作といえる「劇団四季 美女と野獣」は、もはやCMなどをせずとも動員が見込めるほどともいわれています。

【「劇団四季 美女と野獣」のストーリー】

美女と野獣は1991年に制作されたディズニーのアニメ映画を元にしたミュージカル作品です。ディズニー映画を観られた方であればすぐに理解ができるでしょう。

さらにベースになっているのは、18世紀に発表されたフランスのボーモン夫人版による「美女と野獣」という物語です。ここでは、劇団四季の実力派キャストが演じる「美女と野獣」のストーリーをご紹介します。

劇団四季美女と野獣のストーリー

舞台はフランスの田舎町。そこに住む、とても美しいけれど、王子様や魔法といったファンタジーに憧れる変わり者と噂される村娘のベル。ベルにはモリースという発明家の父がいて、父と二人暮らしをしていました。

ある日、出かけたまま戻ってこない父を探しに家を出た彼女は、森の奥にある古い城の中に迷い込んでしまいます。そこで待っていたのは囚われの身となっている父の姿。彼女は父の身代わりとして城の中に一人残ることを決心します。

父を捕えていたのは醜い姿をした野獣。しかし、物語が進むに連れてこの野獣は、魔女の呪いで醜い獣の姿に変えられたこの城の王子であることが判明します。その醜い姿は、自己中心的で傲慢な態度を改めない王子に対し、魔女が与えた厳しい罰だったのです。そして、この恐ろしい呪いを解く方法はただ一つ。「王子が心から人を愛し、そして王子も人から愛される心を持つ人間になること」。

ベルと出会った当初は相変わらず傲慢な王子でしたが、反発しあいながらも次第に愛を育んでいく、ロマンティックなラブストーリーです。限られた時間の中で、2人の心は通じ合うことができるのか。

そして、野獣の姿となった王子は本来の人間の姿に戻ることができるのか。そんなハラハラした展開も見どころの一つです。舞台の美女と野獣の魅力は、アニメ映画をそのまま再現したようなデザインの素晴らしさにあります。

2人は互いに惹かれるようになりますが、町の人々はベルを危険から解放しようとして野獣に矛先を向けるのです。そんなハラハラした展開も見どころの一つです。美しく切ない演出が随所に用意されており、少しずつお互いがお互いに惹かれあっていくシーンはキャストの熱演も合わさって、観客の感情さえも引き寄せてしまうほどです。

【「劇団四季 美女と野獣」の魅力】

「劇団四季 美女と野獣」はディズニーアニメの世界をそのまま再現!

舞台の美女と野獣の魅力は、アニメ映画をそのまま再現したようなデザインの素晴らしさにあります。舞台上どこをみても映画からそのまま出てきたよう。ベルの暮らす村や家、魔法のお城の登場の仕方。セットやキャラクター、衣装、仕掛けにいたるまで、どこをとっても、すみずみまで楽しい舞台となっています。

キャスト陣の役に憑依したような演技と、細部までこだわった小道具は必見です。王子が変えられてしまった醜い野獣の姿、燭台付きのろうそくや置き時計、ポットに姿を変えられてしまった召使い達。この舞台ではアニメの表現と思われたものががそのまますべて舞台上で動く楽しさを味わうことができます。

「劇団四季 美女と野獣」で味わえる実力派キャストによる本物のエンターテインメント

「キャッツ」、「ライオンキング」、「オペラ座の怪人」と並び、どの上演でも毎回ロングランとなる「劇団四季 美女と野獣」の最大の魅力は、キャストの表現力と歌唱力でしょう。「美女と野獣」は、ディズニーアニメの中でも一番と言っても過言ではないほど表現力と歌唱力が必要になる作品です。

しかも、前述のように「アニメの実写化」をとても高いレベルで見事に実現しています。それを可能にしているのは、実力者揃いのキャストが揃う劇団四季だからこそ、と言えるでしょう。

【「劇団四季 美女と野獣」のイチおしポイント、迫力満点な野獣の姿!】

野獣(ビースト)の特徴的な顔は、特殊なゴムで出来た牙や鼻を貼り付け上からメイクをすることによって表現されています。そしてこれらを表現するうえで欠かせないのが特殊メイク。

キャスト一人一人の顔の形状に沿って作られるパーツは、なんと1回の公演ごとに新しく作っているそうで、その日の公演ごとに型取りから始めるそうです。そのキャラメイクには、1人のキャストにメイクさん二人がかりで取りかかっても約1時間かかります。

さらにビーストはメイクだけでは表現できません。牙や角、髭や尾など、もはや野獣になるための「鎧」のような装備が用意されており、全て合わせると合計30キロを超えるとも言われています。これを公演ごとに準備するだけでも、相当な労力が必要であることは容易に想像がつくのではないでしょうか。

ですが、その入念な準備によって生み出される姿はまさにディズニー映画の野獣そのもの。わがままに育った王子が魔女の呪いによって姿を変えられてしまった野獣。迫力のある大きな姿ですが、ベルとのコミカルなやりとりや、次第に心を通わせる様子を見ているうちに、恐ろしい野獣の姿も愛らしく見えてくること間違いなしです!

【「劇団四季 美女と野獣」注目のキャストは?】

「劇団四季 美女と野獣」福岡公演までにメイン2人を演じたキャスト

2016年8月までおこなわれた福岡公演。まずはベル役を演じた平田愛咲さん、ビースト役を演じた佐野正幸さんに注目してみましょう。が起用されました。平田愛咲さんは劇団四季入団前に、「レ・ミゼラブル」や「屋根の上のヴァイオリン弾き」などに出演経験を持つ実力派舞台女優。

2015年の公演に引き続き、ベル役での出演となりました。他にも代表作として「サウンド・オブ・ミュージック」の主演マリア役を演じたことでも有名です。

そしてビースト役の佐野正幸さん。もはや「美女と野獣」のビーストといえば佐野正幸、といえるほどの存在感を放つ舞台俳優です。初めて見る人にとって、彼の圧倒的な声量は度肝を抜くこと必至といえるでしょう。

6月下旬から7月上旬にかけては、島原ゆきみもベル役を演じました。平田愛咲さんのキュートなベルとはまた一味違った、ディズニーの世界観を忠実に再現したような演技が魅力的でした。

さらに注目したいのは、佐野正幸さんと違う回でビーストを演じた北澤裕輔さん。

国立音楽大学出身で、オペラ歌手の養成に長けた二期会オペラ研修所に所属していたこともあるなど歌に関する基礎がしっかりしています。そのため舞台上ではキレイで伸びのあるスケールの大きな歌声が響き渡ります。また今回のビーストを演じる上で深い作品の世界観と、ビーストの思いを考え感極まって号泣し稽古で歌えなくなるという一幕もあったようです。

もうひとり、過去の公演にさかのぼって注目したいのは、2015年の仙台公演でベル役を演じた苫田亜沙子さん。前述の平田愛咲さんと肩を並べる実力派ミュージカル女優です。

幼いころからピアノや声楽に親しみ、芸大で声楽を専攻してきました。そのような下地だけでなく劇団四季入団後は「母音法・呼吸法・フレージング法」を教わります。また「公演当日ベストコンディションでないとキャストが変更になる」など、厳しい同劇団の中で揉まれ成長をしてきました。

ただ阪神タイガースの大ファンであり甲子園ではユニフォームを着て応援するなど、親しみやすく明るくてそれでいてキュートなキャラクターを持っています。

2005年に「オペラ座の怪人」アンサンブル役で劇団四季デビューして以来、「ウィキッド」グリンダ役や「ウェスト・サイド物語」マリア役などで、その声楽できたえた透きとおる美声をファンに届けてきました。2015年2月にデビューした「劇団四季 美女と野獣」のベル役では、ビーストに対する純粋な想いを見事に体現した、圧倒的なパフォーマンスをみせています。今後の公演での登板にも、期待が高まりますね。

「劇団四季 美女と野獣」京都公演でメイン2人を演じるキャスト

そして2016年11月から始まった京都公演でも、ひきつづき最重要人物「ビースト」を演じる佐野正幸さん。彼の美声を聴きに「劇団四季 美女と野獣」を訪れるファンがあとをたちません。

さらに並んでビースト役を担う、田邊真也さんにも注目せずにはいられないでしょう。ミュージカルの本場、ニューヨーク仕込みであるその表現力や歌唱力は、佐野正幸さんに匹敵するほどの、そして「ひと味違う」ビーストを見せてくれます。2人のビーストを見比べて、それぞれが織りなす「劇団四季 美女と野獣」の奥深さを堪能するのも楽しみのひとつですね。

「劇団四季 美女と野獣」に欠かせない、「3人めの主役」ガストンを演じるキャスト

上記の人物以外にもミュージカル「美女と野獣」には個性的で魅力的な人物が多数登場します。ハンサムで女性に人気ですが乱暴者でうぬぼれが強いガストンやガストンの子分でご機嫌取りのルフウ他、城に住む魔法をかけられて姿を変えられている面々です。

そんな、「美女と野獣」の物語にかかせない周囲の人物のなかから、重要人物であるガストンを演じるキャストにも注目してみましょう。ベルに一途な想いを寄せ、その想いからやがてベルとビーストの仲に狂おしいほどの嫉妬をみせるガストン。「劇団四季 美女と野獣」において、その物語に奥深さをあたえる重要な役どころです。

劇団四季「美女と野獣」の福岡公演でガストン役を演じるのはたうちのひとり、「リトルマーメイド」でトリトン役を演じた髙橋基史さん。

彼はファンの間で「美声の貴公子」と呼ばれている劇団四季を支える名優のひとり。端正な顔立ちとスタイルの良さを誇り、その美声や活かした歌唱力がファンの心をつかんでいます。またトリトン役では魅力的な低音で聞かせ、ガストン役ではユーモアでチャーミングな立ち振る舞いが出来るなど演技の幅の広さも魅力です。

さらに、同じく福岡公演でガストンを演じたキャスト、田島亨祐さん。田島亨祐さんも初舞台を踏んだ2003年から、劇団四季を支えつづけている名優です。彼独特のとても迫力があるガストンは、観客が思わず息をのんでしまうほどです。今後の登板も、ぜひとも期待したいところです。

そして2016年11月からの「劇団四季 美女と野獣」京都公演でガストンを演じている、金久烈さん。

過去に演じた「キャッツ」マキャヴィティ役では、そのすらりとした長身を最大限に活かした、まさに「見るものを魅了する」ダンスパフォーマンスが話題を呼びました。2013年や2014年にも演じているこのガストン役では、彼ならではの、「粗暴者だけどそれだけではない、どこか憎めない魅力をもったガストン」をたっぷりと見せてくれます。

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「劇団四季 美女と野獣」素晴らしいストーリー、演出とキャストの結晶を観に行こう!

(出典:pixabayより)

劇団四季の名作である「劇団四季 美女と野獣」はもう20年以上も公演が続けられているのですね。子どもの頃に見たという方も多いかと思います。熱い恋の駆け引きを巡るお話なので、大人になってもう一度見れば感動も違ってくるかも知れません。ロマンチックなストーリーながらもハラハラした展開、公演によって異なってくるキャストそれぞれの世界観。2016年11月から始まっている京都公演は、前回の福岡公演とはひと味もふた味も変わった新たな魅力を見せてくれるでしょう。ストーリーだけでなく、キャストの熱演についても注目の集まるところです。ぜひ「ディズニーの世界が忠実に再現されたミュージカル、「劇団四季 美女と野獣」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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