歴代の日本シリーズの監督と結果一覧!蘇る数々の名場面!

2017年、横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスが日本一の座をかけて日本シリーズに挑みます。長い歴史の中で数々の名勝負が生まれた日本シリーズですが、今年も歴史に残る名シーンを期待しているファンも多いのではないでしょうか。そこで今回は、歴代の日本シリーズを監督や結果とともに振り返ります。1950年から続く日本シリーズの中で生まれた、激闘をまとめました。2017年の日本シリーズ開幕前に、ぜひチェックしてください!

数々の激闘!日本シリーズの歴代監督や結果を振り返る

2017年、セ・リーグからは横浜DeNAベイスターズ、パ・リーグからは福岡ソフトバンクホークスが、日本一のタイトルを争う日本シリーズに挑みます。

福岡ソフトバンクホークスは、昨年惜しくも日本シリーズ出場を逃したものの、2015年に日本シリーズでチームを日本一に導いた工藤公康監督が指揮します。一方、横浜DeNAベイスターズはDeNAによる球団買収後、初めての日本シリーズ進出。短期決戦の経験は少ないものの、クライマックスシリーズでは采配が高い評価を得たラミレス監督の手腕にも注目したいところです。

短期決戦故に、チームの底力や戦略が光る日本シリーズ。そこで、今回は歴代の日本シリーズの出場チームと監督、試合結果を振り返っていきます!

1950年代の日本シリーズの歴代監督と結果

1950年代の日本シリーズの結果と監督一覧です。

年度 セ監督 セ・リーグ 勝敗 パ・リーグ パ監督
1950 小西得郎 松竹 2-4 毎日 湯浅禎夫
1951 水原茂 巨人 4-1 南海 山本一人
1952 水原茂 巨人 4-2 南海 山本一人
1953 水原茂 巨人 4-2 南海 山本一人
1954 天知俊一 中日 4-3 西鉄 三原脩
1955 水原円裕 巨人 4-3 南海 山本一人
1956 水原円裕 巨人 2-4 西鉄 三原脩
1957 水原円裕 巨人 0-4 西鉄 三原脩
1958 水原円裕 巨人 3-4 西鉄 三原脩
1959 水原円裕 巨人 0-4 南海 鶴岡一人

初の日本シリーズは激戦に

(出典:いらすとやより)

1950年の日本シリーズ開始初年度は、初戦から延長12回に突入する波乱の展開となりました。また第3戦ではサヨナラで松竹ロビンスが勝利、また最終戦となった第6戦では、延長11回に毎日オリオンズの別当薫選手によるサヨナラ安打で日本一を決めています。

投打で輝き、逆転日本一へ!

1958年は西鉄ライオンズが巨人(読売ジャイアンツ)に3連敗後に4連勝を飾り、日本一となりました。また西鉄ライオンズの稲尾和久投手は第4戦以降全てに登板し、4連勝。第5戦では自らサヨナラ本塁打を放ち、打棒でも印象的な活躍を見せました。

1960年代の日本シリーズの歴代監督と結果

年度 セ監督 セ・リーグ 勝敗 パ・リーグ パ監督
1960 三原脩 大洋 4-0 大毎 西本幸雄
1961 川上哲治 巨人 4-2 南海 鶴岡一人
1962 藤本定義 阪神 2-4 東映 水原茂
1963 川上哲治 巨人 4-3 西鉄 中西太
1964 藤本定義 阪神 3-4 南海 鶴岡一人
1965 川上哲治 巨人 4-1 南海 鶴岡一人
1966 川上哲治 巨人 4-2 南海 鶴岡一人
1967 川上哲治 巨人 4-2 阪急 西本幸雄
1968 川上哲治 巨人 4-2 阪急 西本幸雄
1969 川上哲治 巨人 4-2 阪急 西本幸雄

1965年の日本シリーズから、川上哲治監督率いる巨人(読売ジャイアンツ)が9年連続日本一に輝く、「V9時代」が始まります。

これぞ接戦!僅差の日本一!

1960年の日本シリーズは、大洋ホエールズが毎日大映オリオンズに4勝無敗で日本一を決める結果となりました。試合内容は全て1点差での勝利と、僅差で決着がついています。

また1960年代は、セ・リーグは川上哲治監督、パ・リーグは西本幸雄監督が日本シリーズ出場の常連でした。西本幸雄監督は3チームをまたぎ、胴上げ監督となりましたが、そのような経歴と結果を残した監督は歴代の名監督の中でも3人のみだそうです。

1970年代の日本シリーズの歴代監督と結果

年度 セ監督 セ・リーグ 勝敗 パ・リーグ パ監督
1970 川上哲治 巨人 4-0 ロッテ 濃人渉
1971 川上哲治 巨人 4-2 阪急 西本幸雄
1972 川上哲治 巨人 2-4 阪急 西本幸雄
1973 川上哲治 巨人 4-3 南海 野村克也
1974 与那嶺要 中日 3-4 ロッテ 金田正一
1975 古葉竹識 広島 4-1 阪急 上田利治
1976 長嶋茂雄 巨人 4-2 阪急 上田利治
1977 長嶋茂雄 巨人 4-2 阪急 上田利治
1978 広岡達郎 ヤクルト 4-2 阪急 上田利治
1979 古葉竹識 広島 4-2 近鉄 西本幸雄

1974年には巨人(読売ジャイアンツ)の10年連続日本一の夢が破れ、中日ドラゴンズがリーグ優勝。

しかしV9時代の最中には、1971年に巨人(読売ジャイアンツ)の王貞治選手が日本シリーズ第3戦で、逆転サヨナラ本塁打を放つなど、数々の名シーンを生み出しました。

勝利のために重ねた研究

また1975年には、広島東洋カープの古葉竹識監督と、かつてのチームメイトであった阪急ブレーブスの上田利治監督の、日本シリーズでの対決が実現。上田利治監督はよく知る相手だけに、広島東洋カープの選手の特徴や癖などを、映像で研究しつくしてから、対決に挑みます。

その結果、上田利治監督率いる阪急ブレーブスが日本一に輝きました。上田利治監督が率いた阪急ブレーブスは、V9時代の巨人(読売ジャイアンツ)や、1950年代に三原脩監督が率いた西鉄ライオンズと並ぶほど、歴代のチームの中でも強いと評されています。

1980年代の日本シリーズの歴代監督と結果

年度 セ監督 セ・リーグ 勝敗 パ・リーグ パ監督
1980 古葉竹識 広島 4-3 近鉄 西本幸雄
1981 藤田元司 巨人 4-2 日本ハム 大沢啓二
1982 近藤貞雄 中日 2-4 西武 広岡達朗
1983 藤田元司 巨人 3-4 西武 広岡達朗
1984 古葉竹識 広島 4-3 阪急 上田利治
1985 古田義男 阪神 4-2 西武 広岡達郎
1986 阿南準郎 広島 3-4 西武 森祇晶
1987 王貞治 巨人 2-4 西武 森祇晶
1988 星野仙一 中日 1-4 西武 森祇晶
1989 藤田元司 巨人 4-3 近鉄 仰木彬

因縁の対決で見事勝利!

1980年代は西武ライオンズの黄金期と呼ばれる時期が始まります。

1982年からは西武ライオンズは広岡達朗監督の指揮の下、2年連続の日本一を成し遂げました。1983年には広岡達朗監督は、自身が現役時代に所属し、引退した巨人(読売ジャイアンツ)と対決。

広岡達朗監督は、現役時に巨人(読売ジャイアンツ)と確執を抱えていたことから、「自分の正しさを証明したい」と巨人(読売ジャイアンツ)相手に奮起。見事に結果を残しています。

1990年代の日本シリーズの歴代監督と結果

年度 セ監督 セ・リーグ 勝敗 パ・リーグ パ監督
1990 藤田元司 巨人 0-4 西武 森祇晶
1991 山本浩二 広島 3-4 西武 森祇晶
1992 野村克也 ヤクルト 3-4 西武 森祇晶
1993 野村克也 ヤクルト 4-3 西武 森祇晶
1994 長嶋茂雄 巨人 4-2 西武 森祇晶
1995 野村克也 ヤクルト 4-1 オリックス 仰木彬
1996 長嶋茂雄 巨人 1-4 オリックス 仰木彬
1997 野村克也 ヤクルト 4-1 西武 東尾修
1998 権藤博 横浜 4-2 西武 東尾修
1999 星野仙一 中日 1-4 ダイエー 王貞治

日本シリーズ初の名シーン誕生!

1990年代前半は、黄金期であった西武ライオンズの強さが光り、森祇晶監督が7年間で6度の日本一となる結果を残しています。

1992年にはヤクルトスワローズと西武ライオンズが日本一をかけて戦いました。この年は4試合が延長戦にもつれこみます。その中でも第1戦では杉浦享選手が代打で登場し、日本シリーズ史上初となる代打サヨナラ満塁本塁打を放ち、名シーンとして語り継がれてきました。

またこの時期のヤクルトスワローズは、野村克也監督の頭脳やデータを使った「ID野球」が浸透していた時期でもあります。

2000年代の日本シリーズの歴代監督と結果

年度 セ監督 セ・リーグ 勝敗 パ・リーグ パ監督
2000 長嶋茂雄 巨人 4-2 ダイエー 王貞治
2001 若松勉 ヤクルト 4-1 近鉄 梨田昌孝
2002 原辰徳 巨人 4-0 西武 伊原春樹
2003 星野仙一 阪神 3-4 ダイエー 王貞治
2004 落合博満 中日 3-4 西武 伊藤勤
2005 岡田彰布 阪神 0-4 ロッテ バレンタイン
2006 落合博満 中日 1-4 日本ハム ヒルマン
2007 落合博満 中日 4-1 日本ハム ヒルマン
2008 原辰徳 巨人 3-4 西武 渡辺久信
2009 原辰徳 巨人 4-2 日本ハム 梨田昌孝

記憶に残る大記録!?

2005年には日本シリーズ史上初めて、阪神タイガースと千葉ロッテマリーンズによる対戦が実現しました。千葉ロッテマリーンズは、プレーオフで勝ち上がってきた球団ということもあり、対戦前には阪神タイガースが優勢との見方がされていました。

しかしいざ日本シリーズが始まると、千葉ロッテマリーンズは3試合連続2桁得点を挙げ、阪神タイガースを圧倒。1度も阪神タイガースにリードさせることなく、4勝を挙げ、日本一に輝きました。

2010年代の日本シリーズの歴代監督と結果

年度 セ監督 セ・リーグ 勝敗 パ・リーグ パ監督
2010 落合博満 中日 2-4 ロッテ 西村徳文
2011 落合博満 中日 3-4 ソフトバンク 秋山幸二
2012 原辰徳 巨人 4-2 日本ハム 栗山英樹
2013 原辰徳 巨人 3-4 楽天 星野仙一
2014 和田豊 阪神 1-4 ソフトバンク 秋山幸二
2015 真中満 ヤクルト 1-4 ソフトバンク 工藤公康
2016 緒方孝一 広島 2-4 日本ハム 栗山英樹
2017 ラミレス DeNA ソフトバンク 工藤公康

2010年代は「勝利こそ最大のファンサービス」と発言し、勝利に対してストイックだった中日ドラゴンズの落合博満監督や、日本一達成だけではなく、アジアシリーズでも優勝を果たした巨人(読売ジャイアンツ)の原辰徳監督などの活躍が記憶に新しいのではないでしょうか。

シーズン最強投手の奮闘!先発から抑えまで!

2013年には東北楽天ゴールデンイーグルスが、球団創設以来初めての日本一に輝きます。シーズン中は無敗を誇った田中将大投手が、第6戦で登板するも黒星を喫し、第7戦までもつれこむ日本シリーズとなりました。

また第7戦では前日に先発登板していた田中将大投手が、抑えとして志願登板し、チームを日本一へ導きます。また星野仙一監督はセ・パ両リーグで優勝を経験した、歴代の監督の中で6人目となる記録も達成しました。

歴代の日本シリーズと並ぶ名勝負なるか!?2017年の日本シリーズの結果に期待!

パ・リーグは、クライマックスシリーズのファイナルステージを2連敗と出だしに苦しむも、その後3連勝を飾ったリーグ王者の福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズへ進出します。

セ・リーグは、シーズンを3位で終えた横浜DeNAベイスターズが日本シリーズに出場。3位のチームが日本シリーズに進むのは、セ・リーグでは歴代初となります。

福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督は、就任以来2度目となる日本シリーズですが、今までの経験を生かし、短期決戦で勝利をもぎとりたいところです。対する横浜DeNAベイスターズのラミレス監督は、日本シリーズで初めて指揮をとりますが、クライマックスシリーズでの見せた名采配を振るうは出来るでしょうか。

ベテランの福岡ソフトバンクホークスと、采配が光る横浜DeNAベイスターズの日本シリーズの行方に、ぜひ注目しましょう!

おすすめの関連記事

コメントお待ちしております

内容に問題がなければ「コメントする」ボタンを押してください。