日本ハムファイターズ大谷翔平選手!今オフ、メジャー挑戦なるか?

昨年は日本最速となる165キロを記録し、シーズンを通して3割を超える打率と22本の本塁打を放った、日本ハムファイターズ大谷翔平選手。「二刀流」の頂点を極めた活躍に、今季を最後にメジャー挑戦が噂されています。日本ハムファイターズ入団時よりメジャーへの憧れを持ち、大谷翔平選手自身も今オフ、メジャー挑戦する意思を固めたことが判明。球団は容認する意向で、いよいよ争奪戦がスタートします。今回は、そんな大谷翔平選手の現在や先日受けた手術の影響、ポスティングシステムについても、改めて解説していこうと思います。

日本ハムファイターズ大谷翔平選手、ついにメジャー挑戦?!

昨年は日本最速となる165キロを記録し、シーズンを通して3割を超える打率と22本の本塁打を放った、日本ハムファイターズ大谷翔平選手。

日本では、普段野球を見ない方でも説明不要の「二刀流スーパースター」ですね。

そんな大谷翔平選手の日本では収まりきれない活躍に、今季を最後にメジャー挑戦が噂されています。

大谷翔平選手は、日本ハムファイターズ入団時よりメジャーへの憧れを持ち、自身も今オフ、メジャー挑戦する意思を固めたことが判明。

球団は容認する意向で、いよいよ争奪戦がスタートします。

今回は、そんな大谷翔平選手の現在や先日受けた手術の影響、今さら聞けないポスティングシステムについてや、大谷翔平選手の移籍を想定した新協定「大谷ルール」についても、改めて解説していこうと思います。

日本ハムファイターズ大谷翔平選手、メジャーへの道

現行のルールでは、大谷翔平選手は「ポスティングシステム」を利用しないと、メジャーリーグへは行けません。

そこで改めて、ポスティングシステムについて解説いたします。

ポスティングシステムとは

ポスティングシステムとは、日本プロ野球で認められている移籍システムのひとつ。

FA権を持っていない選手がメジャーリーグへの移籍を希望した場合、所属球団が行使することができるシステムで、毎年11月1日から翌年2月1日まで申請が可能。

メジャー移籍を希望する選手の所属球団は、交渉権の対価となる譲渡金(上限2000万ドル・約22億円)を設定し、日本プロ野球のコミッショナーを通して、メジャーリーグのコミッショナーに、その選手が契約可能であることを告知します。

すると告知翌日から30日間の交渉期間が設けられ、譲渡金に応札するメジャーリーグ球団は、移籍希望選手との契約交渉を行うことができます。

譲渡金は、契約したメジャーリーグ球団から、所属球団に支払われます。

「大谷ルール」とは

先日のプロ野球オーナー会議で、5月から日本プロ野球機構とメジャーリーグが協議している「日米間選手契約協定」の改定交渉について、経過説明がありました。

この新協定の大きな焦点が、メジャー球団から日本の所属球団に支払われる譲渡金。

現状案が【契約金・年俸・出来高(インセンティブ)の15%が譲渡金額となる】、

新協定が【合計額が1億ドル(約110億円)未満ならば15%、1億ドル以上なら金額に関係なく現行制度の上限と同じく2000万ドル(約22億円)に固定される】

このどちらになるかで協議されていると説明がありました。

 

問題は、大谷翔平選手が今オフ移籍の場合、昨年12月に施行されたメジャーの労使協定により、【25歳未満の海外移籍選手に支払える契約金の総額が、最大575万ドル(約6億3000万円)に制限され、マイナー契約からのスタート】になること。

大谷翔平選手は現在23歳のため、現行案でも新協定でも、日本ハムファイターズが得られる譲渡金は、575万ドルの15%(約9500万円)にしかなりません。

そこで新ルールには、大谷翔平選手を意識した【25歳未満で日本プロ野球機構在籍が6年未満の選手に関しては、譲渡金額を別途協議する】という条文を加える事が検討されています。

これが通称「大谷ルール」と言われているものです。

 

この「大谷ルール」が導入されれば、大谷翔平選手自身が得る契約金に関係なく、日本ハムファイターズは現行制度に近い譲渡金を得ることが出来ます。

現行の「日米間選手契約協定」は10月31日で失効するため、10月いっぱいの交渉終結を目指し、合意する見通しです。

加熱する「大谷協奏曲」

これまでは、ポスティングシステムを利用してメジャーへ移籍する場合、高額の資金が必要とされていました。

しかしこの労使協定により、現在23歳の大谷翔平選手に対するポスティング費用の上限2000万ドルに加え、マイナー契約からのスタートであるため、始めの年俸や契約金を、これまでより低く抑えられます。

しかも移籍球団側は、他の新人選手と同様に、入団から6年間の保有権があります。

年俸調停がある4年目から年俸が上がる可能性はありますが、もしFA権を行使しての移籍ならさらに年俸は跳ね上がり、

一説では6年総額で100億円超えは確実と言われる大谷翔平選手のFA移籍での年俸を、ずっと抑えることが出来るのです。

 

そのため、例え「大谷ルール」が適応され、日本ハムファイターズに支払う譲渡金が現行ルールより高くなったとしても、予算の少ないメジャーの球団でも獲得が可能。

これだけの能力がある選手を「格安で」獲得できるとあって、今季メジャー各球団が大谷翔平選手の視察に訪れているのです。

日本ハムファイターズ大谷翔平選手、手術によるメジャーへの影響

右足首の怪我

大谷翔平選手が右足首を痛めたのは、昨年日本シリーズ。では、昨年の日本シリーズ終了後に手術を受けていれば今年の開幕から出場でき、もっと大谷翔平選手の評価が上がったのでは?という意見もあります。

しかし、昨年オフには野球日本代表強化試合があり、今年3月にはWBCが予定されていたことから、昨年オフに手術をすることは、大谷翔平選手自身も躊躇していたのではないか、と言われています。

そしてWBC辞退を決めた時点で手術をすれば、開幕に間に合わない。そのため手術を先送りにし、様子見をするしかありませんでした。

手術の影響

では、なぜ今、移籍直前になって手術へふみきったのか?

メジャー球団側は、今回の手術については「今、手術をすれば2月中旬から始まるキャンプにも間に合い、獲得に支障が出ない」と好意的。

むしろ右足首に関しては手術で完治しますが、無意識に右足首をかばい、開幕直後に発症した左太ももの肉離れのほうを不安視されていたようです。

肉離れに関してはメジャーリーグでも慢性化している選手がおり、手術で簡単に治るものではないため、懸念材料になっていたのだとか。

しかし今季大谷翔平選手が肉離れから復帰し、以前と変わらず160キロ以上の速球を投げ、走塁も打撃も以前と変わらぬポテンシャルであることを証明した今、この懸念も払しょくされているようです。

術後の経過

10月12日、大谷翔平選手が受けた手術は、内視鏡による「右足関節有痛性三角骨(足関節後方インピンジメント)」を除去する手術。

手術は無事終了したと発表され、今後は病院内でリハビリを経て2・3週間で退院し、主に日本ハムファイターズの2軍球場である鎌ケ谷で調整する予定です。

術後は3ヶ月ほどで、プロ野球選手として制限なく動けるようになるそうです。

日本ハムファイターズ大谷翔平選手、メジャーで二刀流継続なるか?

今オフ、大谷翔平選手のメジャー挑戦において残る検討要素は、獲得に手をあげる球団が増える事による「条件提示の勝負」。

これについては金額面のみでなく、どのような起用法を提示できるかにもよるのでは、と言われています。

以前は、殆どのメジャー球団が投手としての獲得を考えてきましたが、今オフ獲得を目指すにあたり、二刀流も容認するメジャー球団も増えてきました。

金額を詰めない球団は、どのような起用法を提示できるか、その条件が大谷翔平選手にとってどういった利点があるのか、大谷翔平選手側の出す条件にも注目が集まりそうです。

一説によると今オフの交渉のカギを握るのは、恩師・花巻東高の佐々木洋監督。

既に代理人候補も2人に絞られていて、1人は野茂英雄氏のメジャー移籍に関わった団野村氏、もう1人は、これまで数々の巨額の契約をまとめてきたスコット・ボラス氏ではないかと言われています。

日本ハムファイターズ大谷翔平選手、メジャーで描く未来

(出典:ぱくたそ-フリー写真素材より)
大谷翔平選手はこれまで、日本ハムファイターズへ入団の際も、メジャーへの憧れを口にしてきました。

高校時代、メジャーか日本プロ野球か揺れる大谷翔平選手を、当時ダイヤモンドバックスの顧問を務めていた小島圭市氏は、メジャー行き寸前まで交渉を進めていたそうです。

しかし日本ハムファイターズが「投打の二刀流」を容認したため、大谷翔平選手側も入団を決め、日本での二刀流選手が実現したのです。

日本の二刀流から世界の二刀流へ。今後どのように交渉がまとまり、メジャーリーグでどのような活躍をみせてくれるのでしょうか?

憧れの世界へ飛び込む大谷翔平選手にとってベストな契約が結ばれ、さらなる活躍を見せてくれることを、祈っております!

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