生き残りをかけ牙を研ぐベテラン!広島東洋カープ・今井啓介選手を解説!

今季も、リーグ優勝争いに熱戦を繰り広げる広島東洋カープ。その中で、いぶし銀の輝きを放つベテラン・今井啓介選手が、自身の野球人生を賭け、虎視眈々と腕を磨いています。今回は復活のマウンドを待つ広島東洋カープ・今井啓介選手の、プロフィールや経歴、成績、年俸、性格などについても、解説していきます!

人生を賭けたマウンドから歓喜の輪へ!広島東洋カープ・今井啓介選手

若手選手の成長とベテランがかみ合い、今季もリーグ優勝へ突き進む広島東洋カープ。
そんなチームの中で、二軍で牙を研ぎ続けるベテランのひとりが、今年プロ野球生活12年目を迎えた今井啓介選手です。

入団時は「黒田二世」と呼ばれ、活躍が期待された右腕も、昨年は一軍登板なし。大きな怪我はないものの、制球難に苦しみ、現役生活のの長くを二軍で過ごしています。

そんな今井啓介選手ですが、今年は2年ぶりに一軍での登板を果たし、これまでとモデルチェンジした投球をみせてくれました。

今回は、プロ野球選手として生き残りをかけ、歓喜の輪に加わる姿を目指す今井啓介選手の、経歴・性格・成績・年俸などのプロフィールを、エピソードと共にご紹介していきたいと思います。

広島東洋カープ・今井啓介選手のプロフィール

  • 名前   :今井啓介(いまいけいすけ)
  • 生年月日 :1987年5月24日
  • 出身地  :新潟県栃尾市(現在の長岡市)
  • 身長   :183cm
  • 体重   :89kg
  • 投球・打席:右投右打
  • 経歴   :中越高→広島東洋カープ

広島東洋カープ・今井啓介選手の経歴

学生時代

刈谷田中中学時代に、剛腕として地元で話題となった今井啓介選手は、中学の監督の推薦もあり、中越高校へ進学。一年生の頃よりベンチ入りし、当時から140キロ近い速球を投げていたそうです

徐々に球速をあげた今井啓介選手は、全国的には無名な高校球児でしたがエースとして活躍。146キロのストレートと切れのあるスライダーで三振の山を築き、チームを県大会決勝まで導きます。

甲子園出場は叶いませんでしたが、県大会決勝では3ランホームランを放つなど、勝負強さと野球センスの高さを評価され、2005年高校生ドラフト2巡目で広島東洋カープの指名を受け、入団することとなります。

期待高まる黒田二世!

当時は広島東洋カープのエース・黒田博樹選手とフォームが似ていることから「黒田二世」と呼ばれ、期待に胸を膨らませたファンも多かったことと思います。

しかし、当時の担当スカウトから黒田選手を真似たのかを聞かれると、「自分に最適なフォームを探していたら、最終的にこうなった」と答えています。

現在はスリークオーター気味のフォームに変わっていますが、簡単に誰かの真似をすることなく、高校生の頃から自分に最適なフォームを追求する姿勢から、真面目な性格が伺えますね。

地道な研鑽の日々…開花の時を待つ、広島東洋カープ・今井啓介選手

下積み時代

今井啓介選手はプロ入り後、主に2軍での下積みが続きます。1年目の2006年は主に身体づくりを中心としたトレーニングをし、2軍の試合では中継ぎとして登板。
翌2007年には2軍ではありますが、開幕ローテーションの一角を任されるなど、順調に成長を見せています。しかし、制球難のためひと月でローテーションを外れ、その後はシーズンのほとんどを、制球難を直すための新しいフォーム固めに費やします。
その甲斐あって、2008年は2軍での先発ローテーションを守り抜き、チーム最多の6勝をあげます。その年の秋季練習では一軍練習に抜擢され、プロ入り4年目の2009年の春季キャンプ・オープン戦を1軍で過ごします。
開幕1軍は逃しましたが、これまでより安定した投球が評価され、7月に待望の一軍初登板を果たします。
この時は良い投球を見せながらも、残念ながら勝ち負けはつかず。
しかし粘り強い投球を見せた今井啓介選手は、8月に初先発したのちも先発として期待され、一軍初登板から2か月後の9月、6度目の先発で一軍初勝利をあげました。

ここまで自身の投球と向き合い、研鑽の日々を続けてきた広島東洋カープ・今井啓介選手の嬉しい初勝利。
しかし今井啓介選手は舞い上がることなく、自身の初勝利よりも、クライマックスシリーズ進出を狙うチームの勝利に安堵し、ファンに謙虚な印象を残しました。

一進一退の日々から黒田二世、覚醒へ!

飛躍が期待された広島東洋カープ・今井啓介選手の2010年は、厳しいスタートとなります。
春季キャンプ中に肘の故障を発症。開幕には間に合わなかったものの、この年、11試合に登板し、4敗未勝利。
オフには鼻息の通りをよくするために鼻を矯正する手術を受けたり、チェンジアップの習得を試みたりと、選手としてのレベルアップに努めます。

2011年は中継ぎや敗戦処理での登板が増えましたが、終盤の9月に先発として2年ぶりの勝利。
そして、これまで一進一退の日々を送ってきた今井啓介選手が、2012年、ついに開花の時を迎えます。

広島東洋カープ・今井啓介選手の特徴

今井啓介選手は、力ある140キロ台半ばのストレートと、カーブ・スライダー・シュート・フォークなど、キレのある変化球を武器に勝負する選手。

そのポテンシャルは既に一軍で十分勝負できるレベルであると言われていましたが、課題は制球難。
ここ一番の制球が甘くなったり、制球を乱し自滅することが多く見られました。

しかしこの年、粘り強い努力が実り、自身初のセーブや初ホールドを記録。ついに初完投・初完封を記録し、自身で未来を切り開きます。
入団時に「黒田二世」と言われながらもなかなか波に乗り切れなかった右腕が、7年目にして開花の時を迎え、来季の飛躍に期待の声が集まりました。
活躍が期待された翌2013年、左膝痛や左手薬指で開幕一軍を逃し、出遅れますが、4月末に勝利をあげます。

この年、中継ぎでの登板が増えた今井啓介選手。広島東洋カープは16年ぶりAクラス入りを果たし、はじめてのクライマックスシリーズに出場。チームはファイナルステージで敗退しますが、今井啓介選手も中継ぎとして活躍しました。

地道な努力を重ねる今井啓介選手

2014年も制球難に苦しむ今井啓介選手は開幕を二軍で迎え、夏に一軍に昇格し、
その後も一軍昇格と二軍降格を繰り返しながら、中継ぎとして11試合に登板します。

2015年は、自身初の開幕一軍を果たしますが、この年も先発としての登板は1試合のみ。
ついに昨季2016年は、8年ぶりに一軍登板なしで終わり、今井啓介選手にとって悔しいシーズンとなりました。

広島東洋カープ・今井啓介選手の年度別の成績と年俸

  • 2006年 一軍登板なし 年俸480万
  • 2007年 一軍登板なし 年俸480万
  • 2008年 一軍登板なし 年俸480万
  • 2009年
    登板数9 投球回45.2 1勝3敗
    防御率3.74 年俸550万
  • 2010年
    登板数11 投球回37.1 0勝4敗
    防御率5.30 年俸950万
  • 2011年
    登板数11 投球回30.1 1勝2敗
    防御率2.97 年俸950万
  • 2012年
    登板数24 投球回96.0 4勝8敗
    防御率2.81 年俸1000万
  • 2013年
    登板数33 投球回61.1 2勝2敗
    防御率3.23 年俸1800万
  • 2014年
    登板数11 投球回17.0 0勝0敗
    防御率6.35 年俸2150万
  • 2015年
    登板数11 投球回18.0 0勝1敗
    防御率3.00 年俸1700万
  • 2016年 一軍登板なし 年俸1400万

背水の陣で挑む今季!広島東洋カープ・今井啓介選手


(出典:無料で使えるイラスト)

ここまで大きな怪我や故障はないものの、度重なる小さな故障に悩まされ、なかなか波に乗り切れない今井啓介選手も、30歳を迎える今季。

フォームをオーバースローから肘を下げたスリークオーターに変更し、さらに新球・ツーシームを習得。

打たせて取る投球にモデルチェンジし、自身の人生を賭けたシーズンに挑んでいます。

そんな今井啓介選手ですが、今年はこれまで中継ぎとして4試合に登板し、好投を見せています。

まだ老け込むには早い年齢。今も二軍で腕を磨き、一軍から呼ばれる日を待っています。

登板機会は少ないですが、チャンスを生かして一試合でも多く投げる姿を見せてほしいものです!

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