浅田彰は、1980年代に発表された「構造と力」「逃走論」などの著書で「スキゾ」「パラノ」という概念が流行語になり、「ニューアカデミズム・ブーム」論壇の旗手として人気を博した評論家だ。現在は京都造形芸術大学大学院長を務めている。もともとは大学で経済学を専攻していたが、京都大学人文科学研究所の助手時代に、「構造と力」を発表し、構造主義とポスト構造主義の思想を再構築し、思想史の中に位置づけようと試みた。1990年代には哲学者・柄谷行人とともに思想誌「季刊思潮」や「批評空間」を編集し、大学生を中心に多くの若者から注目を浴びた。思考のテーマは思想のみに留まらず、音楽、文学、映画、絵画、建築などあらゆる分野に及び、また様々なメディアに登場し、対談、鼎談を積極的に行っている。

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浅田彰について

幅広い知のフィールドを持つ批評家、浅田彰の魅力とは

京都大学人文科学研究所の助手時代の1983年に発表した「構造と力」が15万部という驚異的なセールスを記録し、「ニューアカデミズム・ブーム」の旗手として論壇に登場した浅田彰は、明解な思考分析と難解な現代思想をチャート的に俯瞰してみせ、大学生をはじめ多くの若者から支持された。人間をパラノ型(パラノイア)とスキゾ型(スキゾフレニー)の二つの類型に分類し、「スキゾ/パラノ」は流行語にもなった。
1984年にはエッセイや対談などをまとめた「逃走論」を発表し、ドゥルーズ=ガタリやマルクスなどのテキストをスキゾ的に多面的に読むように進言した。哲学者・思想家の柄谷行人とともに1990年代の思潮のフロントマンとして、「批評空間」「インターコミュニケーション」「Any」などの編集に携わり、思想・哲学のみならずサブカルチャーなどの分野についても批評を行ってきた。

2000年には、ゴダール、ヴェンダース、パゾリーニなど映像表現と現代文化の最前線についての対談集「映画の世紀末」や、バタイユ、クロソウスキー、ジュネ、バロウズ、ピンチョン、ツェラン、キーファーなど20世紀文化を象った芸術家についての対談集「20世紀文化の臨界」を刊行し、話題を呼んだ。2008年に京都大学経済研究所准教授を退職し、現在は京都造形芸術大学大学院長を務めている。現代文化のあらゆるフィールドに知をめぐらす浅田彰の思考に注目してほしい。

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